特許
J-GLOBAL ID:200903077742085790
ターボファンエンジンの下流シェル付きスラストリバーサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361292
公開番号(公開出願番号):特開平10-196456
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 流束が音速に近いかこれを超えた場合でも大きな空力損失を生じないターボファンエンジンのスラストリバーサを提供する。【解決手段】 ターボファンエンジンの二次流れを外らすことを目的とするスラストリバーサは、可動式部品すなわちシェル(17)を備えている。各シェルの少なくとも一つの上流部分は、直接噴射時、二次流れの流路の外壁を構成する固定構造物(20)の一部を覆っており、シェル(17)の外面が、ナセルの外面の一部を構成している。シェル(17)の移動時、固定、維持、案内は、上流連接棒(36)および下流連接棒(27)のシステムによって確保され、各連接棒(26、37)は、ナセルの固定構造物に取り付けられて直接噴射時に二つのシェル(17)間にある固定結合部分の厚み内に配置される。
請求項(抜粋):
閉鎖位置では二次流れの環状流路の外壁に組み込まれると共に展開位置では逆推力をもたらす二次流れの偏向障害物を構成することのできる可動式部品すなわちシェル(17;37)を備えており、前記シェル(17;37)がジャッキ等の移動手段に連結されており、直接噴射運転時、リバーサ(16)の各シェル(17)における少なくとも一つの上流部分(21)が、二次流れの流路(15)の外壁を構成する固定構造物(20)の内側部分(22)を覆っており、前記シェル(17)の外面(18)が、前記固定構造物(20)の外面(19)の延長線上でナセル(14)の外面の一部を構成するターボファンエンジンのスラストリバーサであって、シェル(17;37)は、夫々が前記シェルの側壁に対してリンク式に連結されると共に前記ナセルの固定構造物に取り付けられた少なくとも一つの上流連接棒(36)および少なくとも一つの下流連接棒(27)によって駆動されると共に、直接噴射時には、連接棒のストロークが固定構造物に目立つスリットを形成しないように、二つのシェル(17;37)を分離する固定結合部分の厚さ内に配置されることを特徴とするターボファンエンジンのスラストリバーサ。
IPC (2件):
FI (2件):
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