特許
J-GLOBAL ID:200903077748647420
棚什器の感震落下防止装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349009
公開番号(公開出願番号):特開平11-178665
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 通常、棚什器を使用する場合には邪魔にならず、しかも、地震等の振動が発生した場合にも、人に接触する等の危険がない安全な棚什器の感震落下防止装置を提供する。【解決手段】 棚什器Bの側面から突出する規制ピン3でアーム2を規制しながら、横杆1を上下に移動可能とする。更にアームの外面又は内面から突出する移動ピン14を、側板12の前後方向に設けたガイド孔23内に挿入する。ガイド孔内の前部に位置させると横杆が棚什器の棚板前面付近に位置する定常位置となり、移動ピンをガイド孔内の後部に位置させると、横杆が上方に移動して棚什器に収容していた書籍等の物品の落下を防止しうる高さである作動位置となる。定常位置において、弾性部材4によりアームを後方に引っ張るように弾性附勢した状態で保持するとともに、地震等の振動で保持が解除される感震解除具5を設けた。
請求項(抜粋):
棚什器における書棚等の物品取出し面側に、棚板に沿って配した横杆の両端にアームを設け、このアームを、棚板の両側に設けた側板の内側又は外側に位置させ、棚什器の側面から突設した規制ピンにてアームを規制しながら横杆を上下に移動可能とし、更にアームの外面又は内面から突設した移動ピンを、前記側板に、前後方向に穿設したガイド孔内に挿入し、ガイド孔内の前部に位置させると横杆が棚什器の棚板前面付近に位置する定常位置となり、移動ピンをガイド孔内の後部に位置させると横杆が上方に移動して棚什器に収容していた書籍等の物品の落下を防止しうる高さである作動位置となるようにし、定常位置において、弾性部材にてアームを後方に引っ張るように弾性附勢した状態で保持するとともに、地震等の振動にて保持が解除される感震解除具を設けたことを特徴とする棚什器の感震落下防止装置。
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