特許
J-GLOBAL ID:200903077763622620

音波による伝搬時間の測定装置及び測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351241
公開番号(公開出願番号):特開平11-183245
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【目的】 音波の測定対象中の伝搬時間を簡単な構成にて高精度で測定し得る伝搬時間の測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。【解決手段】 加算器80は、鋸歯状波電圧発生器60の鋸歯状波電圧を基準電圧発生器70の基準電圧に加算し、V-F変換器90は、当該加算電圧を周波数信号に変換し、駆動回路100がこの周波数信号に基づき駆動信号を発生する。これに伴い、超音波送信子20が超音波を両反射面12a、41に向け測定対象を通して送信すると、この超音波が、両反射面12a、41により、両超音波として反射される。このため、両反射超音波がその周波数差によってうなりを発生し超音波受信子30により受信される。この受信信号がゼロクロス回路130を通り出力されると、この周波数設定器140が、上記周波数差を算出し、マイクロコンピュータ50が伝搬時間を周波数差に応じて算出する。
請求項(抜粋):
所定周期にて単調増減する周波数にて周波数信号を発生し、この周波数信号に基づきこの周波数信号の周波数に応じて測定対象を通し音波を送信し、この送信音波を互いに異なる位置にて互いに異なる周波数を有するように前記測定対象を通し二つの反射音波として反射し、これら両反射音波を、当該各反射音波間でその周波数差に基づき生ずるうなり成分を含む音波として受信して受信信号を発生し、この受信信号に基づき前記うなり成分の周波数差を算出し、この算出周波数差に基づき前記測定対象中の前記音波の伝搬時間を算出するようにした伝搬時間の測定方法。
IPC (3件):
G01H 5/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/18
FI (3件):
G01H 5/00 ,  G01B 17/00 Z ,  G01N 29/18

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