特許
J-GLOBAL ID:200903077764333924

自動車用バンパーの補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144470
公開番号(公開出願番号):特開平7-002033
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 強度に優れるとともにプレス加工が容易な軽量化を果たし得る低製品コストのバンパーの補強構造を提供する。【構成】 サイドメンバ取付け面4に添着される左右両側部から中央部に至って外側に滑らかに湾曲して、横断面形状が、逆偏平ハット形から逆山高ハット形に高さが漸増して徐変し、央部では逆山高ハット形から逆二段ハット形に段差が漸増して徐変する形状の本体1と、横断面形状が偏平ハット形で、本体1の前面側に固着され、衝突による衝撃力を直接受ける部分である当板2と、横断面形状がハット形で鍔部分を除いた幅が前記本体1の底部分の幅に比し小さい形状で、鍔部分が本体1の左右両側部の底部分および央部の中段部分にそれぞれ合着され、頂部分が当板2の頂中央部分に合着されて、本体1と当板2の間に介挿される補強板3とからなり、引張り強さ600N/mm2 以上の鋼板によって形成される。
請求項(抜粋):
前方、後方からの衝突に対する緩衝体として自動車の前部又は/及び後部に設けられるバンパーの補強構造であって、車体のサイドメンバ取付け面に左右両側部が添着される本体と、該本体の前面側に固着されて衝突による衝撃力を直接受ける当板と、固着される本体と当板の間に介挿される補強板とを含み、前記本体は、前記左右両側部から中央部に至って外側に滑らかに湾曲していて、長手に直角方向の横断面形状が、左右両側部では外端部分から内端部分に至って逆偏平ハット形から逆山高ハット形に高さが漸増して徐変し、左右両側部間に亘る央部では両端部分から中央に至って逆山高ハット形から逆二段ハット形に中段部分・底部分間の段差が漸増して徐変する型材であり、前記当板は、長手に直角方向の横断面形状が偏平ハット形の型材であって、その鍔部分が前記本体の鍔部分に合着されて成り、前記補強板は、長手に直角方向の横断面形状がハット形で鍔部分を除いた幅が前記本体の底部分の幅に比し小さい型材であって、鍔部分が前記本体の左右両側部の底部分および央部の中段部分にそれぞれ合着され、頂部分が当板の頂中央部分に合着されて成り、それらの本体、当板および補強板が、引張り強さ600N/mm2 以上の鋼板によって形成されて成ることを特徴とする自動車用バンパーの補強構造。

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