特許
J-GLOBAL ID:200903077765101563

利用者管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-017563
公開番号(公開出願番号):特開平11-210283
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 低コストで構築可能でありながら、利用者追加時の手間が少なく安全な入室管理システムを提供する。【解決手段】 各部屋に設けられた入室管理装置2は、ICカード1から利用者IDベクトルと利用可能部屋情報とを受け取り、使い捨ての部屋IDベクトルを生成して送出する。ICカード1は、当該部屋IDベクトルと自らの利用者秘密情報とから利用者共有情報を算出して送り返す。入室管理装置2は、生成した部屋ノイズベクトルと各部屋の乱数行列と上記利用可能部屋情報とから部屋秘密情報を算出し、上記利用者IDベクトルを合わせて、部屋秘密情報を算出する。入室の可否は、両共有情報を比較して判定される。各入室管理装置2に格納される乱数行列は、利用者追加時に更新が不要である。また、判定時に、乱数行列および利用者秘密情報を秘匿でき、ICカード1の偽造および改竄を防止できる。
請求項(抜粋):
各利用者に配付される携帯装置と、各管理対象毎に設けられ、上記携帯装置の利用者が自らの管理対象の利用を許可されていない場合、当該管理対象の利用を妨げる利用管理装置とを有する利用者管理システムにおいて、上記各管理対象には、それぞれを識別可能な乱数行列が、予め割り当てられており、上記携帯装置は、他の携帯装置と自らとを識別する第1識別情報と、自らが利用可能な管理対象を示す利用情報と、上記第1識別情報、利用情報および乱数行列から算出された第1秘密情報とを記憶する第1記憶手段と、上記利用管理装置から受けとる第2識別情報と、自らの上記第1秘密情報とに基づいて、第1共有情報を算出する第1演算手段と、上記第1識別情報、利用情報および第1共有情報を上記利用管理装置へ送出する第1送出手段とを備え、上記利用管理装置は、上記各管理対象に対応する乱数行列を記憶する第2記憶手段と、利用の可否判定毎に異なる値の第2識別情報を作成して送出する乱数生成部と、上記携帯装置から受け取る第1識別情報および利用情報、並びに、当該第2識別情報および上記各乱数行列に基づいて、第2共有情報を算出する第2演算手段と、上記両共有情報を比較して、利用の可否を判定する第1判定手段とを備えていることを特徴とする利用者管理システム。
IPC (4件):
E05B 49/00 ,  G06F 17/60 ,  G06K 17/00 ,  G07C 9/00
FI (4件):
E05B 49/00 F ,  G06K 17/00 T ,  G07C 9/00 Z ,  G06F 15/21 K

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