特許
J-GLOBAL ID:200903077765622962

携帯マット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287672
公開番号(公開出願番号):特開平10-108763
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 マット本体に配設されるファスナーを、該マット本体を形成する内布よりも内側に配置することで、マット本体をよりコンパクトに折畳み得る。【解決手段】 携帯マット10は、その敷設面となる外布16の外周縁が、マット本体18の上面となる内布12の外周縁よりも所要幅だけ内側に位置する寸法に裁断成形される。該外布16の外周縁から所要幅で延出する内布12は、折込み代12aとなっている。また外布16は、その周縁部に沿って所要幅のまち部30が設けられ、その周縁部にファスナー20が縫着される。マット本体18は、前記内布12を上面にして展延させた状態で使用すると共に、これを携行する際には、長手方向両端部に位置する折込み代12aを屈曲し、この状態でマット本体18を二ッ折りにする。しかる後、前記ファスナー20を係合させることでマット本体18がカバン体に変形する。
請求項(抜粋):
乳幼児の身体全体を載せるに充分な広さを有する内布(12)に、クッション材(14)を介して外布(16)を展着してなる所要厚みのマット本体(18)と、このマット本体(18)の周囲に沿って配設され、携行時にはマット本体(18)を折畳んで重なり合う部分を係着させると共に、マットとしての使用時には前記係着を解除させ得る係合部材(20)とからなる携帯マットにおいて、前記マット本体(18)を構成する前記外布(16)の外周縁が前記内布(12)の外周縁よりも所要幅だけ内側に退いて位置する寸法に成形することにより、該外布(16)の外周端から延出する内布(12)の部分を折込み代(12a)とし、前記外布(16)の周縁部に沿って所要幅のまち部(30)を設けると共に、該まち部(30)の外周縁部に前記係合部材(20)を配設し、前記マット本体(18)の携行時には、該マット本体(18)の内布(12)を相互に当接させる方向に折曲させた後に、前記係合部材(20)から外周に位置するマット本体(18)の前記折込み代(12a)を前記まち部(30)の内側に向けて折り込みつつ、前記係合部材(20)を係着させ、また前記マット本体(18)の使用時には、前記係合部材(20)における係着を解除させて該マット本体(18)を展延させた後に、マット本体(18)の前記折込み代(12a)を前記係合部材(20)の外周から拡げるよう構成したことを特徴とする携帯マット。

前のページに戻る