特許
J-GLOBAL ID:200903077780000773

ディジタル情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005043
公開番号(公開出願番号):特開平7-211008
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】記録媒体に記録されたディジタル情報信号をパーシャルレスポンス(PR)クラスIV方式を利用して検出する場合に好適なクロック再生方法を備えたディジタル情報再生装置を提供すること。【構成】再生信号を等化器4によりPR(1,-1)方式に等化し、(1+D)演算回路5でPRクラスIV方式の等化信号を得、3値/2値変換器6、ラッチ回路7およびラッチ回路8によりディジタル情報信号を識別再生する。符号識別のためのクロック信号は、クロック成分抽出回路11とPLL回路12により再生し、可変遅延器13を介してラッチ回路7およびラッチ回路8に供給する。ラッチ回路7およびラッチ回路8の入力データ信号と入力クロック信号の位相誤差を検出する位相誤差検出回路10を設け、この位相誤差信号により可変遅延器13の遅延時間を制御する。
請求項(抜粋):
記録媒体からディジタル情報信号を読み取る読取手段と、該読取手段の出力信号をパーシャルレスポンスPR(1,-1)方式の信号となるように等化する等化手段と、該等化手段の出力信号とこれを1ビット遅延させた信号とを加算し、(1+D)の演算を行う演算手段と、該演算手段の出力信号から元のディジタル情報信号の識別する識別手段と、該等化手段の出力信号から該元のディジタル情報信号の識別のためのクロック信号を再生し、該識別手段に供給するクロック再生手段とを備え、該記録媒体に記録されたディジタル情報信号をパーシャルレスポンス方式を利用して検出するディジタル情報再生装置において、該識別手段は、該演算手段の出力信号を2値の信号に変換する,比較基準レベルの異なる複数のコンパレート手段を備えた2値化手段と、該2値化手段の複数の出力信号をラッチする複数のラッチ手段と、該複数のラッチ手段の複数の出力を合成する論理和手段を備えた信号合成手段とからなり、該クロック再生手段は、前記等化手段の出力信号から該ディジタル情報のビット周波数成分を抽出するビット周波数成分抽出手段と、該ビット周波数成分抽出手段の出力信号に位相同期した該クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、該クロック発生手段の出力信号を遅延させ、該複数のラッチ手段にラッチパルスを供給する可変遅延手段と、該可変遅延手段の出力信号と該2値化手段の複数の出力信号との位相誤差を検出する位相誤差検出手段とからなり、該位相誤差検出手段の出力信号により該可変遅延手段の遅延時間を制御するようになしたことを特徴とするディジタル情報再生装置。
IPC (2件):
G11B 20/14 341 ,  H04L 25/497

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