特許
J-GLOBAL ID:200903077780676777

板金加工機における圧力コントロール方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074409
公開番号(公開出願番号):特開平9-262622
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 曲げ領域の電磁切換弁供給圧力を、金型や材料のデータなしで最適に設定し、位置決め精度の向上を図る。【解決手段】 油圧シリンダ5を作動せしめる油圧回路17にリリーフ弁35を設け、このリリーフ弁35により圧力設定された圧油を3位置電磁切換弁33を介して油圧シリンダ5に設けたヘッド側油室39とロッド側油室43へ圧油を供給する圧油供給管路37,45を設け、この圧油供給管路37,45の途中に圧力センサ51A,51Bを設けた。そして、この圧力センサ51A,51Bからの信号を受ける圧力検出部55と、供給圧力を算出する供給圧力決定部57と、リリーフ弁35への供給電流を制御する圧力指令部59とを備えたNC装置19を設けた。而して、曲げ領域の電磁切換弁供給圧力を、金型や材料のデータなしで最適に設定でき、位置決め精度の向上が図られる。
請求項(抜粋):
油圧シリンダにより金型を移動せしめる板金加工機における圧力コントロール方法にして、前記油圧シリンダに設けたヘッド側油室とロッド側油室へ通ずる圧油供給管路に設けたそれぞれの圧力センサにて前記ヘッド側油室とロッド側油室内の油圧力を検出し、検出した油圧力とヘッド側油室とロッド側油室の面積から実加圧力を求め、この実加圧力を基に供給油圧力を求め、算出された供給油圧力となるよう油圧回路に設けた供給圧コントロール用のリリーフ弁への供給電流を制御して必要な油圧力を切換弁を介して前記油圧シリンダへ供給することを特徴とする板金加工機における圧力コントロール方法。

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