特許
J-GLOBAL ID:200903077782219136

トルクコンバータ用のダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236557
公開番号(公開出願番号):特開平9-079344
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 従来のダンパー装置には、構成部材としてクラッチプレートやリアクションリングなどのリング状部材が多く、これらの部材は鋼板等から抜き打ちによって作成される。ところが、このような作成法では、リング打ち抜きによる打ち抜きカスが多量に出るため、材料の歩留まりが非常に悪くコスト面で不利であった。また、熱処理が実施される場合においても、変形を抑える特殊な熱処理や大きな炉が必要であった。【解決手段】 リアクションリング、クラッチプレート及びリテーナプレート等のリング状部材の少なくとも一つが、それぞれ結合部を有する2つ以上のセグメントからなっている。
請求項(抜粋):
締結状態と解放状態との間で変位自在のロックアップクラッチを備えたロックアップ機構と、流体により動力を伝達するトルクコンバータ本体とを有するロックアップ機構付きトルクコンバータ用のダンパー装置であって、前記ロックアップクラッチの入力ピストンに軸方向移動自在に嵌合するリアクションリングと、前記リアクションリングの内径側で出力タービンハブに固定されたリング状のクラッチプレートと、前記リアクションリングと前記クラッチプレートとを保持すると共に、内周スプリング及び外周スプリングを挟持保持するリング状の一対のリテーナプレートと、からなり、前記リアクションリング、前記クラッチプレート及び前記リテーナプレートの少なくとも一つが、それぞれ結合部を有する2つ以上のセグメントからなることを特徴とするダンパー装置。

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