特許
J-GLOBAL ID:200903077791884401

シート状物の色差検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181822
公開番号(公開出願番号):特開平9-033350
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 走行中のシート状物の上下振動、小さなシワ、付着物などの影響を小さくして、より高い信頼性の測色データが得られる色差検査方法を提供する。また中稀色差およびテーリング色差を検出する方法を提供する。【解決手段】 ロータリエンコーダから第2制御手段にパルス入力し、入力されたパルス数をカウントすることにより、カラーセンサ10を制御してシート状物15の長手方向の一定間隔l毎に少なくとも3回の回数(N) の測色を行ない、1個のカラーセンサ10につきN組の三刺激値(Xi 、Yi 、Zi )(i=1〜N)を得て、Yi 値の最大値Ymax および最小値Ymin をそれぞれ有する2組を除く組について、平均値(X、Y、Z)を求め、この平均値(X、Y、Z)を、シート状物の前記N回の測色によるXYZ表色系代表色彩値とする。
請求項(抜粋):
検査条件を第1制御手段により制御して検査すべきシート状物(15)をシート状物長手方向に走行させ、シート状物(15)面の測色を少なくとも1個のカラーセンサ(10)により行ない、カラーセンサ(10)で得られた測色データを第2制御手段により処理してシート状物の色差の検出を行なう方法において、ロータリエンコーダから第2制御手段にパルス入力し、入力されたパルス数をカウントすることにより、カラーセンサ(10)を制御してシート状物(15)の長手方向の一定間隔(l) 毎に少なくとも3回の回数(N) の測色を行ない、1個のカラーセンサ(10)につきN組の三刺激値(Xi 、Yi 、Zi )(i=1〜N)を得て、これらN組の三刺激値(Xi 、Yi 、Zi )(i=1〜Nの整数値)の中で、Yi 値の最大値Ymax および最小値Ymin をそれぞれ有する2組を除く組(Xj、Yj 、Zj )(j =1〜Nのうちの(N-2)個の整数値であって、Yj =Ymax およびYj =Ymin ではない整数値)について、Xj 、Yj およびZj のそれぞれの平均値(X、Y、Z)を求め、この平均値(X、Y、Z)を、シート状物の前記N回の測色によるXYZ表色系代表色彩値として記憶し、さらにこの代表色彩値(X、Y、Z)を他の表色系代表色彩値に変換して、表示・出力することを特徴とする、シート状物の色差検査方法。
IPC (2件):
G01J 3/50 ,  G01N 21/89
FI (2件):
G01J 3/50 ,  G01N 21/89 C

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