特許
J-GLOBAL ID:200903077793108115

超音波ドプラ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033631
公開番号(公開出願番号):特開平6-245932
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 低速度で運動する組織などのクラッタ信号を遮断特性の急峻なフィルタを用いることなく、短い応答時間で除去でき、更にクラッタのパワースペクトルの分散からフィルタの遮断特性を最適に設定し、血流速度の測定精度を向上する。【構成】 直交検波器5の出力x[k]、y[k]により自己相関器17が算出した自己相関出力Rcx、Rcyより、クラッタ周波数演算器18はクラッタのドプラシフト周波数fcを算出する。そして、クラッタ除去フィルタ20はクラッタのドプラシフト周波数fcに遮断帯域のゼロ点をシフトしてクラッタ信号を除去する。また、クラッタ分散演算器19は上記自己相関出力Rcx、Rcyよりクラッタのパワースペクトルの分散σc 2 を算出し、クラッタ除去フィルタ20は上記クラッタのパワースペクトルの分散σc 2 に対応してフィルタの遮断特性を最適に設定する。
請求項(抜粋):
生体内部へ所定の繰返し周期で超音波パルスを送信し、生体内部の運動反射体により反射された反射波を受信し、受信した反射波のドプラシフト周波数を検出して運動反射体の運動速度を表示する超音波ドプラ診断装置において、心筋や組織などのクラッタのドプラシフト周波数を演算するクラッタ周波数演算手段と、クラッタ周波数演算手段が算出したクラッタ周波数に対応して所定帯域を保持したまま遮断周波数帯域を移動し得るクラッタ周波数適応型クラッタ除去フィルタと、を備え、静的クラッタ信号又は動的クラッタ信号を除去し得るように構成したことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01P 5/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
  • 超音波ドプラ診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-161913   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-231889
  • 特開平2-248589
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