特許
J-GLOBAL ID:200903077793186159
4輪駆動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川合 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104722
公開番号(公開出願番号):特開平6-016061
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】前輪と後輪の間で適正なトルクの分配を行い、アンダステア状態になったりオーバステア状態になったりすることがないようにする。【構成】変速機構部から出力されたトルクを前輪用トルクと後輪用トルクに分配し、前記前輪用トルクを前輪駆動軸37,38に、後輪用トルクを後輪駆動軸43,44に伝達する。差動装置の入力側と出力側の間に差動制限装置が配設され、前記前輪用トルクと後輪用トルクの間に差を発生させ、それを制御トルクとする。前記差動制限装置を制御するために制御装置が設けられ、該制御装置は、各旋回条件に対応する制御ゲインをメモリから読み出す。そして、それぞれの旋回条件及び対応する制御ゲインの積を演算し、さらに積の和を演算して前記制御トルクとし、該制御トルクに対応する電気信号を前記差動制限装置に対して出力する。
請求項(抜粋):
変速機構部から出力されたトルクを前輪用トルクと後輪用トルクに分配し、前記前輪用トルクを前輪駆動軸に、後輪用トルクを後輪駆動軸に伝達する4輪駆動制御装置において、変速機構部から出力されたトルクを、回転差動させて分配する差動装置と、該差動装置の入力側と出力側の間に配設され、前記回転差動を制限し、前記前輪用トルクと後輪用トルクの差から成る制御トルクを発生させる差動制限装置と、車両の旋回条件を検出する検出手段と、あらかじめ各旋回条件ごとに設定され、旋回特性値を最適値とする制御ゲインを格納したメモリと、前記差動制限装置を制御する制御装置を有しており、該制御装置は、各旋回条件に対応する制御ゲインを前記メモリから読み出し、それぞれの旋回条件及び対応する制御ゲインの積の和を演算して前記制御トルクとする手段と、該制御トルクに対応する電気信号を前記差動制限装置に対して出力する手段から成ることを特徴とする4輪駆動制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
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