特許
J-GLOBAL ID:200903077795272222

燃料噴射弁の駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239927
公開番号(公開出願番号):特開平11-082123
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】簡単かつ低コストな構成で、燃料噴射弁のダイナミックレンジを拡大することができる電磁式燃料噴射弁の駆動制御装置を提供すること。【解決手段】制御回路3は、DC-DCコンバータ5内のコンデンサ5Aからの放電電流を燃料噴射弁コイル4に供給させるためのS01信号がONとなっている期間において、制御信号S04を介して、コンデンサ5Aへの充電動作を停止させる。これにより、コンデンサ5Aへの充電動作(追チャージ)が停止され、DC-DCコンバータ5内のコンデンサ5Aからの放電特性を安定化させることができるので、開弁期間において、燃料噴射弁のコイル4へ供給される電流を安定化させることができる。即ち、簡単かつ低コストな構成で、実質的な保持期間を早期から安定して達成させることができるので、パルス幅を短くしても安定した閉弁動作が行なえるため、ダイナミックレンジを拡大することができる。
請求項(抜粋):
エンジンコントロールユニットからの燃料噴射開始指令が入力されたときから所定期間、燃料噴射弁が備えるソレノイドに、高圧回路内のコンデンサからの放電電流とバッテリからの電流とからなる比較的大きな開弁電流を供給して、燃料噴射弁を開弁させ、前記所定期間経過後に、開弁状態を保持することができる比較的小さな保持電流を前記ソレノイドに与え、エンジンコントロールユニットからの燃料噴射停止指令が入力されるまで、その保持電流値を維持するようにした燃料噴射弁の駆動制御装置において、前記所定期間経過時において、前記開弁電流が安定化するように、前記高圧回路内のコンデンサへの充電動作を制御する高圧回路動作制御手段を含んで構成したことを特徴とする燃料噴射弁の駆動制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/20 330 ,  F16K 31/06 310
FI (2件):
F02D 41/20 330 ,  F16K 31/06 310 A

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