特許
J-GLOBAL ID:200903077812115470
泡噴出容器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164510
公開番号(公開出願番号):特開平8-011912
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 押し下げヘッド式のポンプを有する泡噴出容器であって、空気用シリンダ内に液が入るのを極力防止出来、ポンプの作動不良を生じることがなく、良好な泡を噴出することのできる優れた泡噴出容器を提案する。【構成】 空気用大径シリンダ14内に嵌合する大径ピストン24を外周縁に突設するとともに、内周縁部に筒状弁部25を周設して下方に空気加圧室Aを画成してなる隔壁26を設け、ヘッド23の押し下げ時に、上記筒状弁部25が開口して大径シリンダ14内の空気を通気路44を介して通液路41内の液と合流させ、また、ヘッド23の上昇時には即座に筒状弁部25が大径シリンダ14内と通液路41とを遮断する如く構成した。
請求項(抜粋):
口頚部5を起立した容器体2と、上記口頚部に嵌合させた装着キャップ6と、該キャップにより容器体に固定させ且つ容器体内へ垂下させた空気用大径シリンダ14及び該シリンダと同心円状に設けた吸い込み弁18付き液用小径シリンダ15よりなるシリンダ部材7と、上記小径シリンダ15内周上部に嵌合させた環状小径ピストン21を外周下部より突設するとともに、上下動自在に装着したステム22と、該ステム上端に延設して装着キャップ上方に上下動可能に突出させるとともに、ステム内より前方噴出孔に至る通液路41を延設させた押し下げヘッド23と、上記ステム及びヘッドを常時上方へ付勢させる弾性部材30と、上記ステム内上部に設けた吐出弁29と、上記吐出弁下流の通液路内に設けた起泡層42と、上記吐出弁下流で且つ起泡層上流のステム内面に一端を開口するとともに、その下方ステム外面に周設した環状凹部45内に他端を開口する通気路44と、上記大径シリンダ内周上部に嵌合させた大径ピストン24を外周縁より突設するとともに、内周縁部に周設した筒状弁部25上端縁を上記凹部上壁面外周縁部より垂設した垂壁46内面に気密且つ上下摺動可能に嵌合させ、且つ、筒状弁部下端縁を凹部下壁面部に気密に当接させて下方に空気加圧室Aを画成してなる隔壁26とを備え、上記ヘッドの押し下げ時には隔壁がステムと相対的に上昇して空気加圧室A内とステム内とが連通するとともに、ヘッド周壁36下端縁が隔壁上面に気密に当接して空気加圧室A内外が遮断され、ヘッド23の上昇時には上記筒状弁部25下端縁が凹部下壁面部に気密に当接して通気路を閉塞させ且つヘッド周壁内方位置の隔壁に設けた透孔48を介して空気加圧室A内外が連通する如く構成してなることを特徴とする泡噴出容器。
IPC (2件):
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