特許
J-GLOBAL ID:200903077817976199
ファクシミリ文書の表示方向検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052121
公開番号(公開出願番号):特開平8-251392
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】本発明は受信ファクシミリ文書を正視できる適正状態でディスプレイに表示することができるファクシミリ文書の表示方向検出装置を提供することを目的とする。【構成】縦及び横長書式条件又に従った受信ファクシミリ文書(F)を、手段11でランレングス符号に変換して手段12で横方向ヒストグラム(HH)を、手段13で縦方向ヒストグラム(VH)を求め、手段14でHHから縦又は横長書式を判定し、手段16で縦判定時に文書の正又は逆立を判定し、手段19で正立判定時に正回転符号を、手段20で逆立判定時に逆回転符号を、手段21の該当Fに付加し、手段15で横判定時にVHから文書が左90度回転擦れか、右90度回転擦れかを判定し、手段17で左擦れ判定時に右回転符号を、手段18で右擦れ判定時に左回転符号を、手段21の該当Fに付加し、手段22で手段21のFを、何れかの回転符号に従って手段5に表示するように構成する。
請求項(抜粋):
受信データであるファクシミリ文書が用紙の長手方向を縦とした状態で書かれた縦長書式であるか、長手方向を横とした状態で書かれた横長書式であるかを検出し、文書の文字が適正にディスプレイ表示されるようにするファクシミリ文書の表示方向検出装置において、送信側で、前記ファクシミリ文書を前記縦長書式とする場合、文書の先頭行と用紙の上端との間隔を、文書の最終行と用紙の下端との間隔よりも短くする縦長書式条件に従い、前記横長書式とする場合、文書の先頭行の上部に文書文字よりも大きい文字列を記述する横長書式条件に従うことを前提とし、前記ファクシミリ文書を1行毎にバックグラウンドを白、文字を黒とした白及び黒のランレングス符号に変換して出力する符号化手段と、該ランレングス符号の黒ランレングスのみを1行毎に積算し、この積算値である棒データが行順に配列された横方向ヒストグラムを求める横方向ヒストグラム計算手段と、該ランレングス符号の白から黒ランレングスへの第1変化点及びその位置と、黒から白ランレングスへの第2変化点及びその位置とを1行毎に検出し、この検出された同位置の第1及び第2変化点を所定行数単位毎に積算し、この積算値である棒データが列順に配列された縦方向ヒストグラムを複数求める縦方向ヒストグラム計算手段と、該横方向ヒストグラムの上端の棒データと用紙上端との上部間隔を求めると共に、下端の棒データと用紙下端との下部間隔を求め、上部及び下部間隔が異なる場合に前記縦長書式と判定し、同一の場合に前記横長書式と判定する縦長/横長書式判定手段と、該縦長/横長書式判定手段が縦長書式と判定した場合に、該上部間隔が下部間隔よりも短ければ文書が正立、長ければ逆立と判定する上下判定手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ文書の表示方向検出装置。
IPC (5件):
H04N 1/387
, B41J 2/485
, B41J 5/30
, G06K 9/20 320
, H04N 1/04 106
FI (5件):
H04N 1/387
, B41J 5/30 F
, G06K 9/20 320 N
, H04N 1/04 106 A
, B41J 3/12 T
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