特許
J-GLOBAL ID:200903077822709085

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼橋 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059545
公開番号(公開出願番号):特開平5-223133
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 駆動力伝達装置において、低温時において通常の走行状態でロックアップ状態になることを回避して、高温時にはロックアップ状態になるべき差動回転数でもロックアップ状態にならないことによる多板クラッチの焼損を防止する。【構成】 ハウジング21内にハウジング21の端壁に設けられた円周方向のカム面21Aに係合するカム係合体29を前記ハウジング21との相対回転によって前記多板クラッチ25を押圧する推力を発生するように装着し、このカム係合体29に前記多板クラッチ25の複数のアウタプレート37を回転方向にそれぞれ係合し、これらアウタプレート37の各間に配置される多板クラッチ25の複数のインナプレート38を回転軸22にそれぞれ係合し、前記カム係合体29をハウジング21のカム面21Aに係合する方向に温度に対応したバネ荷重で付勢するバイメタルで構成されたスプリング30を設けた駆動力伝達装置。
請求項(抜粋):
相対回転可能なハウジングと回転軸との間でトルクを伝達する多板クラッチと、この多板クラッチを押圧するピストンと、前記ハウジングと回転軸との差動回転に応じた油圧力を前記ピストンに作用させる油圧発生手段とを備えた駆動力伝達装置において、前記ハウジング内にハウジングの端壁に設けられた円周方向のカム面に係合するカム係合体を前記ハウジングとの相対回転によって前記多板クラッチを押圧する推力を発生するように装着し、このカム係合体に前記多板クラッチの複数のアウタプレートを回転方向にそれぞれ係合し、これらアウタプレートの各間に配置される多板クラッチの複数のインナプレートを前記回転軸にそれぞれ係合し、前記カム係合体をハウジングのカム面に係合する方向に温度に対応したバネ荷重で付勢するスプリングを設けてなる駆動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 43/284 ,  B60K 17/348
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-261554

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