特許
J-GLOBAL ID:200903077823311557

固体高分子型燃料電池用加湿部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087638
公開番号(公開出願番号):特開平9-259903
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 固体高分子型燃料電池用加湿部材として好適な気孔性状を備え、優れた加湿性能を発揮する加湿部材の製造方法を提供する。【解決手段】 太さ0.5 〜3 デニール、長さ 3mm以下の単一性状を有するαセルロースを主成分とする熱揮散性パルプ繊維65〜90重量部と針葉樹パルプ10〜35重量部を混合抄紙してシート化し、該シートに炭化率が40重量%以上の熱硬化性樹脂溶液を樹脂成分が 5〜30重量%となる量比で含浸付着させ、乾燥後所定の厚さに積層して熱圧下にプレス成形したのち、焼成炭化処理する。熱硬化性樹脂溶液の濃度は有機溶媒に対して 5〜20重量%に、またプレス成形時の負荷圧力は 3〜70kg/cm2の範囲に設定される。
請求項(抜粋):
太さ0.5〜3デニール、長さ3mm以下の単一性状を有するα-セルロースを主成分とする熱揮散性パルプ繊維65〜90重量部と針葉樹パルプ10〜35重量部を混合抄紙してシートを形成し、該シートに炭化率40重量%以上の熱硬化性樹脂溶液を樹脂成分が5〜30重量%となる量比で含浸付着させ、ついで含浸シートを乾燥後、所定の厚さに積層して熱圧下でプレス成形して硬化したのち、非酸化性雰囲気中800°C以上の温度で焼成炭化処理することにより多孔質ガラス状カーボン化することを特徴とする固体高分子型燃料電池用加湿部材の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  C04B 38/06
FI (2件):
H01M 8/02 P ,  C04B 38/06 F

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