特許
J-GLOBAL ID:200903077823977490

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298624
公開番号(公開出願番号):特開平10-141023
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の動弁装置において、バルブタイミング変更機構の設けられたカムシャフトにおけるギヤの傾きを抑制し、ひいてはギヤの噛み合い不良に起因する騒音の発生や偏摩耗の発生を抑制する。【解決手段】 バルブタイミング変更機構11は、その装着されるドリブンギヤ22と共に、カムシャフト12の一端に片持支持される構造となっている。一方、同バルブタイミング変更機構11の上記ハウジング28及びドリブンギヤ22は、ベーン29及びカムシャフト12に対して相対回転するため、バルブタイミング変更機構11の回転バランスが不安定となることがある。これらのことに起因して、上記ハウジング28及びドリブンギヤ22の姿勢に傾きが生じることがあるが、カムシャフト12に、ドリブンギヤ22の軸方向への推力を支えるスラスト軸受71を設けたことで、その傾きも抑制される。
請求項(抜粋):
第1のカムシャフトと相対回転可能に設けられるとともに内部に凹部を有するハウジングと、前記第1のカムシャフトに連結されて該ハウジング内に回動自在に収容されるとともに、同ハウジングの前記凹部を区画する受圧部を有してその少なくとも一側に液室を形成するベーンと、前記ハウジングに連結されて第2のカムシャフトに設けられた第2のギヤと噛み合い連結される第1のギヤとを備え、前記形成される液室への液圧制御に基づく前記ハウジング及び前記ベーンの相対回転位相の変更に応じて前記第1及び第2のカムシャフトにより開閉駆動されるバルブの少なくとも一方のバルブタイミングを変更する内燃機関の動弁装置において、前記第1のカムシャフトに、前記第1のギヤの軸方向への推力を支えるスラスト軸受を設けたことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01L 1/02
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z ,  F01L 1/02 F

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