特許
J-GLOBAL ID:200903077825126986

離脱防止形管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-170990
公開番号(公開出願番号):特開平11-002374
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 地下に埋設した屈曲部の多い管路では継手部の耐震性と曲げ剛性の強化とが両立しない。【解決手段】 受口1、挿口2間へ介装するゴム輪3を押圧する押輪6の外端62近くに、1つ割の係合リング5を嵌入する嵌合溝63を刻設する。挿口2の外周面へ押輪の嵌合溝63と対応して係合リング5を共通して嵌合する嵌合溝21と、端部23近くに挿口突起22を周設する。通常の水圧では押輪と挿口の嵌合溝63、21に跨がって共通して嵌合した係合リング5のために両管が係合し管の相対的な位置関係を固定する。大地震など大規模な地盤の変動があれば、係合リング5の拘束力を超えて相対的な管の移動が起こって、ロックリング4と挿口突起21とが突き当り、これ以上の離脱を完全に阻止することにより課題を解決する。
請求項(抜粋):
受口1と挿口2、両者間へ介装するゴム輪3、受口フランジ11と締結するT頭ボルト7によって前記ゴム輪3の外端面31を押圧して水封する押輪6、および両管間へ介装する離脱防止用のロックリング4を具えた離脱防止形管継手において、2つ割の押輪6の前記ゴム輪3と接触する内端面61と反対側の外端62近くに、1つ割の環状体で縮み方向に付勢する係合リング5を嵌入する嵌合溝63を刻設する一方、挿口2の外周面へ前記嵌合溝63と対応して係合リング5を共通して嵌合して通常の水圧時の離脱防止機能を果す嵌合溝21と、さらに非常時の過大な引き抜き力に対し前記ロックリング4と係合して管の離脱防止を果す挿口突起22を挿口2の端部23近くに周設したことを特徴とする離脱防止形管継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 水管橋用管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-004448   出願人:株式会社クボタ

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