特許
J-GLOBAL ID:200903077826297148

摩擦点接合方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-373187
公開番号(公開出願番号):特開2006-175498
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 金属部材同士を重ね合せて回転ツールによる摩擦熱で塑性流動させて接合する摩擦点接合方法及びその装置において、回転ツールの金属部材への過度に深い挿入ないし金属部材の貫通を回避しつつ金属部材が軟化する高い温度を維持したまま十分な時間攪拌し、もって金属部材の良好な塑性流動を図り、接合強度を確保することを課題とする。 【解決手段】 第2の加圧力よりも低い第3の加圧力で3段目の加圧を行い、回転ツールの上板に対する過挿入を抑制しつつ上板を塑性流動させ、接合部近傍の温度を上板が軟化する温度に維持する。【選択図】 図12
請求項(抜粋):
第1金属部材と該第1金属部材より融点の高い第2金属部材とを重ね合せたワークに第1金属部材の側から回転ツールを押し込んで該回転ツールの回転及び加圧動作により発生する摩擦熱で第1金属部材を軟化及び塑性流動させて両金属部材を摩擦点接合する方法であって、回転ツールとして、ワークと対向するショルダ部と、回転ツールの回転軸心上に位置して上記ショルダ部からワークの側に突出するピン部とを有するものを用い、該回転ツールを回転させながらワークに押し込んでいく過程において、該ツールの上記ピン部又は上記ピン部及びショルダ部が第1金属部材に当接して該第1金属部材が軟化するまでは第1の加圧力で回転ツールを押し込む第1の工程と、回転ツールの上記ピン部の先端が第1金属部材と第2金属部材との接合境界面に所定の距離に近接するまでは上記第1の加圧力より大きい第2の加圧力で回転ツールを押し込む第2の工程と、上記ピン部の先端が上記接合境界面に所定の距離まで近接したのち所定の時間が経過するまでは回転ツールの加圧力を上記第2の加圧力より小さい第3の加圧力に保持する第3の工程とを経ることを特徴とする摩擦点接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (2件):
B23K20/12 310 ,  B23K20/12 364
Fターム (11件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA26 ,  4E067BG00 ,  4E067CA04 ,  4E067CA05 ,  4E067DC02 ,  4E067DC03 ,  4E067DC07 ,  4E067EA07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (1件)

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