特許
J-GLOBAL ID:200903077830034968
溶接継手用高疲労強度鋼板及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203952
公開番号(公開出願番号):特開平6-049587
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 溶接部の疲労亀裂の初期過程の伝播を阻止し、疲労強度の大きい溶接継手用鋼板を提供する。【構成】 Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表層から少なくとも板厚方向に2×t0 /t(mm)以上、0.3×t0 以下の領域を2°C/sec以上の冷速でAr1 点以下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温度から圧延を開始もしくは再開し、(Ac3 -50)°CからAc3 °Cの範囲で圧延を終了し、その後Ac3 点以上に復熱させることなく少なくともAr1 点までを当該表層部を1°C/sec以上の冷速で冷却し、更に(Ac1 -100)°Cから(Ac1 )°Cの範囲で120秒以上滞留させながらAc3 以上の温度にさせた後、10°C/sec以上の冷速で急冷し、表裏層部から少なくとも2mm以上、板厚の30%以下の範囲にわたって、鋼板の表裏層部に板厚内部の硬さより少なくともビッカース硬さHv(10)で、50以上の硬度を設けることを特徴とする溶接継手用高疲労強度鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
板厚の2mm以上、30%以下の範囲にわたって、鋼板の表裏層部が板厚内部の硬さより少なくとも50ポイント以上の硬度を有することを特徴とする溶接継手用高疲労強度鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301
, C21D 8/02
, C22C 38/12
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