特許
J-GLOBAL ID:200903077833406300

金属表面処理剤、金属表面処理方法及びプレコート鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002511
公開番号(公開出願番号):WO1999-060185
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月25日
要約:
【要約】本発明は、公害の原因となる六価クロム化合物を使用せず、高防食性被膜を形成できる金属表面処理剤および金属表面処理方法を提供する。本発明においては、1分子中に少なくとも1個以上のメルカプト基を含有する化合物と、必要に応じた硬化剤、硬化触媒及び/又はシリカとを含有してなる組成物からなる金属表面処理剤で金属表面を被覆し、前記金属表面処理剤の被覆を熱処理する。
請求項(抜粋):
(1)1分子中に少なくとも2個以上の水酸基をもつ多価アルコールと、1分子中に少なくとも1個以上のメルカプト基および1分子中に少なくとも1個以上のカルボキシル基を持つメルカプト基含有酸化合物とをエステル化反応により縮合して得られ、かつメルカプト基当量が1〜18ミリmol/gの範囲にあるメルカプト基含有化合物(a)と、 (2)1分子中に少なくとも2個以上の水酸基をもつ多価アルコールと、1分子中に少なくとも1個以上のメルカプト基および少なくとも1個以上のカルボキシル基を持つメルカプト基含有酸化合物、並びに、1分子中に少なくとも2個以上のカルボキシル基を持つ多価酸化合物それぞれとをエステル化反応により縮合して得られ、かつメルカプト基当量が1〜18ミリmol/gの範囲にあるメルカプト基含有化合物(b)と、 (3)水酸基価が30mg-KOH/g以上である水酸基含有樹脂と、1分子中に少なくとも1個以上のメルカプト基および1分子中に少なくとも1個以上のカルボキシル基を持つメルカプト基含有酸化合物とをエステル化反応により縮合して得られ、かつメルカプト基当量が1〜18ミリmol/gの範囲にあるメルカプト基含有化合物(c)および、 (4)1分子中に少なくとも1個以上のメルカプト基および2個以上の架橋性官能基をともにもつメルカプト基含有化合物であり、なおかつメルカプト基当量が1〜18ミリmol/gの範囲にあるメルカプト基含有化合物(d)、からなる群より選択される少なくとも一種のメルカプト基含有化合物を主成分として含有することを特徴とする金属表面処理剤。
IPC (2件):
C23C 22/00 ,  C23C 22/53

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