特許
J-GLOBAL ID:200903077837873574

航空機用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082906
公開番号(公開出願番号):特開平6-297914
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 ジグザグベルトの利点を維持しつつサイドフォース特性を向上させた航空機用ラジアルタイヤを提供すること。【構成】 ジグザグベルトを有するタイヤ21において、接地端近傍のタイヤ外面形状をなだらかな丸肩形状として、厚み分布勾配(|GA -GB|)/xを0.9以下とする。これにより、スリップ角が与えられた際に、タイヤ変形に伴って丸肩の曲率部分が順次路面へ接触することとなり、サイドフォース方向とは反対側のサイドウォール側への接地領域が拡大し、反対側(サイドフォース方向側)の接地領域の減少分を相殺し、これによって接地領域の減少が阻止して高速コーナリング時の早期タイヤすべりの発生が抑制される。
請求項(抜粋):
内部にタイヤ赤道面に対して実質上直交する多数本のコードが埋設されたトロイド状のカーカス層と、前記カーカス層の半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記カーカス層と前記トレッドゴムとの間に配設され、タイヤ赤道面に対して小角度で交差すると共にベルトプライ両端において曲率をもって折れ曲がることによりジグザグしながらタイヤ周方向に沿って延びるコードが全領域においてほぼ均一に埋設された少なくとも1層のベルトプライを有するベルト層と、を備え、接地端近傍のタイヤ外面断面形状をなだらかな丸肩形状とすると共に、接地端近傍において、タイヤ軸線に沿った断面におけるタイヤ内面上の任意の点をA、前記A点からタイヤ内面に沿って計測した距離が5mm以上離れた点をBとして、前記点Aを通るタイヤ内面の法線上で計測したタイヤ内面からタイヤ外面までの距離をGA 、前記点Bを通るタイヤ内面の法線上で計測したタイヤ内面からタイヤ外面までの距離をGB、タイヤ内面に沿って計測した点Aから点Bまでの距離をx(x≧5mm)とした時に、厚み分布勾配(|GA -GB|)/xが0.9以下であることを特徴とする航空機用ラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/01 ,  B60C 9/18 ,  B60C 11/00

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