特許
J-GLOBAL ID:200903077839451847

架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180209
公開番号(公開出願番号):特開平7-033897
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 表皮強度、耐熱性、高温成形性等に優れ、しかも高温成形(ホットスタンピング成形など)の際に、あばた状の凹凸が全く発生しない架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法を提供する。【構成】 MI0.5〜12のPP系樹脂40〜100重量部と、MI2〜50のPE系樹脂60〜0重量部を含む樹脂成分100重量部に対し、芳香族多価カルボン酸多価アリルエステルを含む多官能モノマー0.3〜10重量部、熱分解型発泡剤1〜50重量部を含有する樹脂組成物からなる発泡性シートを作成し、これに高エネルギーの放射線をシート内部まで照射して、架橋度が5〜60%の範囲となるように架橋し、その後、低エネルギーの放射線をシート両面に照射してシート表層部を架橋し、架橋度を最終的に10〜90%とし、これを加熱して発泡させ、表層部の気泡が内部の気泡に比べて緻密な発泡シートを得る。
請求項(抜粋):
メルトインデックス0.5〜12のポリプロピレン系樹脂40〜100重量部と、メルトインデックス2〜50のポリエチレン系樹脂60〜0重量部とを含む樹脂成分100重量部に対して、芳香族多価カルボン酸多価アリルエステルを含む多官能モノマー0.3〜10重量部及び熱分解型発泡剤1〜50重量部を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物をシート状に成形して発泡性シートを作成し、この発泡性シートに高エネルギーの電離性放射線を発泡性シート内部まで照射して、発泡性シートの架橋度が5〜60%の範囲となるように架橋し、その後、低エネルギーの電離性放射線を発泡性シートの両面に照射して表層部を架橋し、発泡性シートの架橋度を最終的に10〜90%とし、この発泡性ートを加熱して発泡させ、表層部の気泡が内部の気泡に比べて緻密な発泡シートを得ることを特徴とする架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シートの製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/06 CES ,  C08L 23:02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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