特許
J-GLOBAL ID:200903077847271505

段差を乗越える電動車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-418585
公開番号(公開出願番号):特開平5-131949
出願日: 1990年12月28日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】{目的} 本発明は、自在輪(キャスタ)を利用した特公昭57-36190号の電動車の段差を乗越えることができない欠点を除去することである。[構成] 4輪駆動の自在輪により走行する電動車において、自在輪(キャスタ)の前方と後方に設けた段差に当接するレバーにより段差を検出して検出信号を得る装置と、該検出信号により、自在輪4個の近傍に設けた案内輪4個を上下に往復動し、この間に自在輪を上昇せしめて段差を乗越える装置とより構成されたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
走行車輪として自在輪(キャスタ)を使用し、4輪が電動機により駆動され、車体の左右の回転と任意の方向の進行と周知の操舵のできる電動車において、前輪と後輪の前方に設けられ、段差に当接することにより、第1,第2の電気信号を発生するように前輪と後輪にそれぞれ対応する第1,第2の段差検出装置と、2個の前輪のそれぞれの近傍において、走行面に対して上下に設定された距離だけ同期して往復移動するように、車台に装置された2個1組の第1の案内輪と、2個の後輪のそれぞれの近傍において、走行面に対して上下に設定された距離だけ同期して往復移動するように、車台に装着された2個1組の第2の案内輪と、走行中には第1、第2の案内輪を段差に衝合しない位置に保持し、段差により第1,第2の段差検出装置より得られる第1,第2の電気信号によりそれぞれ第1,第2の案内輪を往復動せしめる電動機を含む駆動装置と、該装置を駆動して、前輪若しくは後輪が段差を乗越える位置まで第1若しくは第2の案内輪を降下し、次に上昇して原位置に復帰せしめる装置とより構成されたことを特徴とする段差を乗越える電動車。
IPC (4件):
B62D 9/00 ,  B60K 1/04 ,  B62B 5/02 ,  B62D 7/14

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