特許
J-GLOBAL ID:200903077853347645

試薬供給を調節する障壁を有する検定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-516271
公開番号(公開出願番号):特表平9-506434
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】試験サンプル中の被検体を検出及び/または決定するための検定装置において開口を含む障壁を用いて装置への試薬類の供給を調節し、結果の再現性をより良くする。その最も簡単な形では、装置は;(1)第1端部(14)、第2端部(16)及び第1及び第2面(18、20)を有し、検出ゾーンに固定された対被検体-特異的結合パートナーを有するクロマトグラフィーメジウム(12)と;(2)第1端部(14)及び第2端部(16)の少なくとも1つと作動接触する少なくとも1つの吸収体と;(3)クロマトグラフィーメジウムの第1面に隣接する実質上液体不透過性障壁(30)とからなり、障壁(30)は液体をクロマトグラフィーメジウム(12)に供給するための少なくとも1つの開口(32)を有し、障壁(30)はクロマトグラフィーメジウム(12)への液体供給を少なくとも部分的に阻止する。この装置はサンドイッチまたは競合的検定に用いることができ、増幅検定、例えば銀増幅または酵素増幅を用いる検定にも用いることができる。諸成分は装置内で種々の配列をとることができ、フィルタなどの要素を備えることができる。
請求項(抜粋):
試験サンプル中の被検体の検出及び/または決定のための検定装置であって、 (a)第1端部、第2端部及び第1及び第2面を有し、検出ゾーンに対被検体-特異的結合パートナーを固定して含むクロマトグラフィーメジウムと; (b)クロマトグラフィーメジウムの第1及び第2端部の少なくとも1つと作動接触する少なくとも1つの吸収体と; (c)クロマトグラフィーメジウムの第1面に隣接し、液体をクロマトグラフィーメジウムに供給するための少なくとも1つの開口を有する実質上液体不透過性障壁であって、液体のクロマトグラフィーメジウムへの供給を少なくとも部分的に阻止する障壁;とからなり、クロマトグラフィーメジウム、吸収体、障壁及び開口が、障壁に供給された液体が少なくとも1つの吸収体によってクロマトグラフィーメジウムから引き出され、被検体及びその被検体のための検出試薬がクロマトグラフィーメジウム上の検出ゾーンで3成分コンプレックスを形成し得るように配列する検定装置。
IPC (3件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/532 ,  G01N 33/543 541
FI (3件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/532 A ,  G01N 33/543 541 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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