特許

J-GLOBAL ID：200903077871597691

アルコールエンジンの制御装置

発明者： 間宮 清孝 ,  白石 徹
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 小谷 悦司 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-167082
公開番号（公開出願番号）：特開平7-027004
出願日： 1993年07月06日
公開日（公表日）： 1995年01月27日
要約：

【要約】【目的】 クランク室内で蒸発したアルコールが吸気系に還元されることに伴う空燃比減少に起因するエンジンの燃焼不安定状態を抑制する。【構成】 空燃比制御手段61は、O2センサ34で検出された空燃比に基づき、この空燃比を理論空燃比に近付けるためのフィードバック制御量を演算し、この制御量に基づいてインジェクタ20にパルス信号を出力する。タイマ63は、エンジン水温がメタノール沸点に達してから所定期間中、作動指令信号を出力する。この作動指令信号出力中、判定禁止手段65は、異常判定手段62による異常判定及びこの異常判定に基づく空燃比フィードバック制御の停止動作を禁止し、制御範囲拡大手段66は、上記フィードバック制御量が演算される範囲を拡大し、燃料噴射削減手段67は、設定燃料噴射量を所定量強制的に削減する。

請求項（抜粋）：

クランクケース・ベンチレーション・システムを備えたアルコールエンジンにおいて、空燃比減少に起因するエンジンの燃焼不安定状態を抑制する燃焼不安定抑制手段と、エンジン水温が燃料中のアルコールの沸点に達する時期に相当する時期から所定期間中上記燃焼不安定抑制手段を作動させる作動手段とを備えたことを特徴とするアルコールエンジンの制御装置。