特許
J-GLOBAL ID:200903077873109325

経路計算機能を有するナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167599
公開番号(公開出願番号):特開平6-012594
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【構成】目的地D周辺を含む仮領域RI 内に含まれるインターチェンジを通常複数個特定し、計算開始リンクLO から、これらの各インターチェンジまでのリンクコストを計算するとともに、これらの各インターチェンジから計算終了リンクLD までの直線距離に対応するコストを概算する。そして、これらのコストを加味することにより、インターチェンジを1つ特定し、この特定されたインターチェンジから計算終了リンクLD までの最適経路を計算する。【効果】いずれのインターチェンジが最適であるかについて目安をつけることができるので、経路の最適性を保ちながら、計算開始リンクLO から計算終了リンクLD までの最適経路を2回に分割して計算することができる。計算のためのデータ量の減少及び計算時間の短縮化を実現できる。
請求項(抜粋):
道路地図データを、主として高速道路を対象とする高速道路レイヤと、高速道路を含む一般道路を対象とする一般道路レイヤとに分けて記憶した道路地図記憶手段と、経路計算要求信号を入力する入力手段と、入力手段から経路計算要求信号が入力されたことに応じて、道路地図記憶手段に記憶された道路地図データを読出して作業領域に移すロード手段と、作業領域に移された道路地図データに基づいて、出発地及び設定された目的地にそれぞれ近い2つのリンク間を走行するときの最適経路を計算する経路計算手段とを含む、経路計算機能を有するナビゲーション装置において、前記経路計算手段は、出発地及び設定された目的地にそれぞれ近い2つのリンクのいずれかを計算開始リンクLO 、他方を計算終了リンクLD として、計算開始リンクLO を含む一般道路レイヤ上の計算領域RO と、計算終了リンクLD の周辺の仮領域RI と、前記計算領域RO 及び仮領域RI と重なる高速道路レイヤ上の計算領域RH とを設定する手段と、計算領域RO に相当する道路地図データを一般道路レイヤから読出し、さらに計算領域RH に相当する道路地図データを高速道路レイヤから読出す手段と、これらの読出された道路地図データに基づき、計算開始リンクLO から仮領域RI 内に含まれる一般道路と高速道路とを接続する層間接続リンクまでのリンクコストを計算する第1の計算手段と、仮領域RI 内の層間接続各リンクから計算終了リンクLD までの直線距離に対応するコストを計算する概算手段と、前記第1の計算手段により計算されたリンクコストと、前記概算手段により計算されたコストとを加味することにより、仮領域RI 内の層間接続リンクを1つ設定する手段と、この設定された仮領域RI 内の層間接続リンクと計算終了リンクLD とを含む計算領域RD を設定し、この設定された計算領域RD に相当する道路地図データを一般道路レイヤから読出し、層間接続リンクから計算終了リンクLD までの最適経路を計算する第2の計算手段とを有し、計算開始リンクLO からこの設定された層間接続リンクまでの最適経路及び設定された層間接続リンクから計算終了リンクLD までの最適経路をつなぐことにより計算開始リンクLO から計算終了リンクLD までの最適経路を求めるものであることを特徴とする経路計算機能を有するナビゲーション装置。
IPC (5件):
G08G 1/0969 ,  G01C 21/00 ,  G06F 15/20 ,  G08G 1/123 ,  G09B 29/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-088600
  • 特開昭63-016220

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