特許
J-GLOBAL ID:200903077879912081
塩化ビニル系重合体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-114511
公開番号(公開出願番号):特開平7-018007
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 塩化ビニル又は塩化ビニルを含むビニル系単量体混合物を水性媒体中で懸濁重合する際、(A)重合開始時に、分散安定剤として、けん化度60〜80モル%、平均重合度500〜1000、4%水溶液の20°Cでの粘度が15cps以下、1%水溶液の波長280nmにおける吸光度が4以上である部分けん化ポリビニルアルコールを用い、(B)重合率30〜60%の間に、けん化度75〜85モル%、平均重合度1500〜2700の部分けん化ポリビニルアルコールを仕込み単量体に対し0.001〜0.5重量%添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。【効果】 かさ比重が高く、フリーフロー性、脱モノマー性、ゲル化性、可塑剤吸収性などが良好であると共に、フィッシュアイが少ない高品質の塩化ビニル系重合体を反応系内におけるスケール付着が少なく製造することができる。
請求項(抜粋):
塩化ビニル又は塩化ビニルを含むビニル系単量体混合物を水性媒体中で懸濁重合する際、(A)重合開始時に、分散安定剤として、けん化度60〜80モル%、平均重合度500〜1000、4%水溶液の20°Cでの粘度が15cps以下、1%水溶液の波長280nmにおける吸光度が4以上である部分けん化ポリビニルアルコールを用い、(B)重合率30〜60%の間に、けん化度75〜85モル%、平均重合度1500〜2700の部分けん化ポリビニルアルコールを仕込み単量体に対し0.001〜0.5重量%添加し、(C)重合開始前から重合率20〜50%までの間は、重合懸濁液に対する撹拌動力を80〜120kg・m/s・tonとすると共に、(D)その後から重合終了までの間は、重合懸濁液に対する撹拌動力を130〜200kg・m/s・tonとすることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/18 MBF
, C08F 2/20 MBK
, C08F 14/06
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