特許
J-GLOBAL ID:200903077885750867

ブルーミングの改良されたエチレン系共重合体ゴム組成物およびその組成物からなる加硫ゴム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-125435
公開番号(公開出願番号):特開平8-311267
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【構成】本発明のエチレン系共重合体ゴム組成物は、(A)エチレンと、炭素原子数3〜20のα- オレフィンと、特定の式で表わされる少なくとも一種の分岐鎖状ポリエン化合物とからなるランダム共重合体ゴム、(B)イオウまたはイオウ化合物および(C)加硫促進剤を含有してなり、このランダム共重合体ゴム(A)は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとのモル比、ヨウ素価、および135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が特定の範囲にあることを特徴としている。また、本発明の加硫ゴムは、この組成物を加硫してなる。【効果】上記ゴム組成物は、EPDMが本来有する優れた加工性、加硫ゴムの物理的性質、耐熱性、耐候性、耐オゾン性、塗装性、接着性等の諸性質を損なうことなく、耐ブルーミング性に優れた加硫ゴムを提供することができるとともに、従来のEPDMを主成分としたゴム組成物よりも、加硫速度が速い。
請求項(抜粋):
エチレンと、炭素原子数3〜20のα- オレフィンと、下記一般式[I]で表わされる少なくとも一種の分岐鎖状ポリエン化合物とからなるランダム共重合体ゴム(A)100重量部、イオウまたはイオウ化合物(B)0.5〜10重量部、および加硫促進剤(C)1〜20重量部を含有してなり、該ランダム共重合体ゴム(A)は、(i)エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとのモル比(エチレン/α- オレフィン)が40/60〜95/5の範囲にあり、(ii)ヨウ素価が5〜40の範囲にあり、(iii) 135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.8<[η]<5.0dl/gで表わされる範囲にあることを特徴とするブルーミングの改良されたエチレン系共重合体ゴム組成物;【化1】[式[I]中、nは1〜5の整数であり、R<SP>1</SP> は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、R<SP>2</SP> およびR<SP>3</SP> は、それぞれ独立して、水素原子または炭素原子数1〜5のアルキル基である]。
IPC (7件):
C08L 23/08 LDD ,  C08J 3/24 CEQ ,  C08K 3/06 KDZ ,  C08K 5/00 KFD ,  C08K 5/36 KFD ,  C08L 9/00 LAY ,  C08L 23/18
FI (7件):
C08L 23/08 LDD ,  C08J 3/24 CEQ Z ,  C08K 3/06 KDZ ,  C08K 5/00 KFD ,  C08K 5/36 KFD ,  C08L 9/00 LAY ,  C08L 23/18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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