特許
J-GLOBAL ID:200903077889556259

MRI装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-322804
公開番号(公開出願番号):特開2003-135430
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2003年05月13日
要約:
【要約】【課題】造影剤を投与することなく、下肢の血流など、低流速の流れを確実に描出できるMRI装置を提供する。【解決手段】このMRI装置によれば、オペレータが例えば下肢の血流の流れ方向に読出し傾斜磁場パルスGRの印加方向をほぼ合わせた状態で、所定の心時相に応じてスキャンを実行してエコー信号が収集され、このエコー信号から血流の例えば動静脈分離画像が生成される。読出し傾斜磁場パルスGRには、そのパルス本体の時間的前後に夫々、位相挙動制御パルスとして、強度変更可能なディフェーズパルスPdephaseを付加する。読出し傾斜磁場パルスGRの印加方向を血流の流れ方向に合わせたこと及びディフェーズパルスPdephaseの印加により、血液の流速に応じてフローボイド効果の差異を生じさせ、この差異に因る信号値の相対的な差に基づき動静脈分離画像を生成することができる。
請求項(抜粋):
静磁場中に置かれた被検体の内部で動きを示す流体の動き方向に読出し傾斜磁場パルスの印加方向を実質的に合わせた状態で、当該読出傾斜磁場パルスを含むパルスシーケンスに拠るスキャンを実行してエコー信号を収集する信号収集手段と、この信号収集手段により収集されたエコー信号から前記被検体の前記流体を含む画像を生成する画像生成手段とを備え、前記読出し傾斜磁場パルスを、前記エコー信号を読み出すためのパルス本体と、このパルス本体に付加され且つ前記流体の磁化スピンの位相挙動を制御する強度変更可能な位相挙動制御パルスとにより形成したことを特徴とするMRI装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/28
FI (2件):
A61B 5/05 382 ,  G01N 24/02 Y
Fターム (15件):
4C096AA10 ,  4C096AB04 ,  4C096AB08 ,  4C096AC05 ,  4C096AD06 ,  4C096AD25 ,  4C096AD27 ,  4C096BA18 ,  4C096BA20 ,  4C096BA37 ,  4C096BA38 ,  4C096DA18 ,  4C096DB07 ,  4C096DC29 ,  4C096DC35
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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