特許
J-GLOBAL ID:200903077890418285

自動車用ヒーターダクトの吹出し構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-268396
公開番号(公開出願番号):特開2001-088543
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 車室フロアの中央に吹出口を設けることなく、リヤシートの中央足元へ温風を吹き出すことができるヒーターダクトの吹出し構造を提供すること。【解決手段】 車室フロアのフロアカーペット4で被覆したヒーターダクト1の後端の左右二股状の分岐ダクト11a,11bを、左右のフロントシート5a,5bの下方位置に延設し、フロアカーペット4上に突出させた吹出口12a,12bからリヤシート7に向けて温風を吹き出すヒーターダクトの吹出し構造において、分岐ダクト11bに、リヤシート7の中央へ向けて延び、吹出口14がフロントシート5bのシートレッグ6aの直下に位置する枝ダクト13を形成し、フロアカーペット4には吹出口14の直前位置に、吹出口14に向かって斜め下方に陥没傾斜して底端の開口42に吹出口14を臨ませる凹部41を形成して、温風が凹部41を通ってリヤシート7の中央足元へ向けて吹き出す構造とした。
請求項(抜粋):
車室フロア前部の幅方向ほぼ中央部に前後方向に設置し、フロアカーペットで被覆したヒーターダクトであって、ダクト後端に左右二股に分岐する分岐ダクトを備え、各分岐ダクトを、車室フロアの幅方向中央部の通路を挟んで設置した左右のフロントシートの下方位置に延設し、各分岐ダクトの吹出口をフロアカーペット上に突出させて上記各吹出口から後方のリヤシートに向けて温風を吹き出すヒーターダクトの吹出し構造において、上記分岐ダクトの中間位置に、車室フロアに沿い、リヤシートの中央部に向かって延びる枝ダクトを形成し、該枝ダクトの吹出口を、フロントシートの車室中央寄りの側端を支持するシートレッグの直下位置に配置する一方、上記フロアカーペットには、上記枝ダクトの吹出口と対向する位置に、該吹出口に向かって斜め下方に緩やかに陥没傾斜して底端に上記吹出口に対応する開口を備えた凹部を形成して、該開口に上記吹出口を臨ましめ、上記吹出口から上記凹部に沿いリヤシートの中央足元へ向かって温風を吹き出すようにしたことを特徴とする自動車用ヒーターダクトの吹出し構造。
IPC (2件):
B60H 1/34 ,  B60H 1/00 102
FI (2件):
B60H 1/34 F ,  B60H 1/00 102 T
Fターム (1件):
3L011BT02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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