特許
J-GLOBAL ID:200903077903985796

カムプレート式可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284268
公開番号(公開出願番号):特開平9-177671
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の最小吐出容量運転時に、遮断体を吸入通路の閉位置へ確実に移動させて、液冷媒が外部冷媒回路から吸入通路を介して圧縮機内に戻されるのを防ぐ。【解決手段】 バルブプレート14に形成された弁孔58,60の周囲に位置するように、弁孔58,60に対応配置された弁体59,61とバルブプレート14との接合面の少なくとも一方に粗面を形成する。この粗面の形成により、弁体59,61がバルブプレート14に密着されることがない。これにより、圧縮機の最小吐出容量運転時に、シリンダボア23内から潤滑油及び冷媒ガスが排出されて、遮断体としてのスプール47が吸入通路35の閉位置へ確実に移動配置される。
請求項(抜粋):
ハウジングに支持された駆動シャフトの周囲にシリンダボアを配列し、その駆動シャフトにカムプレートを傾動可能に支持するとともに、そのカムプレートにシリンダボア内のピストンを連結し、前記カムプレートにはそのカムプレートの傾動にともない外部冷媒回路と吸入圧領域との間の吸入通路を開閉する遮断体を配設し、カムプレートの傾角に応じたストロークでピストンが往復動されて容量が変更されるとともに、最小容量の運転時に遮断体を吸入通路の閉位置に移動させて、冷媒ガスを圧縮機のハウジング内部で循環させるようにしたカムプレート式可変容量圧縮機において、バルブプレートに形成された弁孔の周囲に位置するように、弁孔に対応配置された弁体とバルブプレートとの接合面の少なくとも一方にシリンダボアの内外を常時連通する通路を形成したカムプレート式可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/10
FI (3件):
F04B 27/08 P ,  F04B 39/10 H ,  F04B 27/08 Q

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