特許

J-GLOBAL ID：200903077905039537

加熱定着装置

発明者： 大塚 康正 ,  友行 洋二
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 藤岡 徹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-069059
公開番号（公開出願番号）：特開平6-258969
出願日： 1993年03月05日
公開日（公表日）： 1994年09月16日
要約：

【要約】【目的】 本発明の目的は、オフセットを確実に防止でき、転写抜けを発生させることのない加熱定着装置を提供することにある。【構成】 定着フィルム7を、絶縁性の樹脂基材101、例えば体積抵抗1011Ωcm以上の耐熱性樹脂、PFA、PTFE等をチューブ状に形成したもので構成する。このようにPFA、PTFE等を使用することにより、フィルムと加熱体との摺擦によるフィルム内面の帯電極性はマイナスとなり、この電荷によってフィルム外面にマイナストナーを反発させるような電界を生じさせることができるので、オフセットを防止することが可能となる。

請求項（抜粋）：

加熱体と、一面を該加熱体と接触させ他面をトナー像が支持された記録材と接触させて移動する耐熱性フィルムとを有し、上記加熱体からの熱で記録材上のトナー像を加熱する加熱定着装置において、上記トナーは摩擦帯電により負の帯電極性を有するものであり、上記フィルムは、摩擦帯電により負の帯電極性を有する部材で形成されていることを特徴とする加熱定着装置。

IPC (3件)：

G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 102 ,  B32B 27/00