特許
J-GLOBAL ID:200903077908322442

内燃機関の可変圧縮比機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-332254
公開番号(公開出願番号):特開2002-138867
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】 往復子32へ作用する往復荷重Nが反転すると、往復子32がネジ部33a,33bのバックラッシュの範囲で振動し、歯打ち音や振動を生じるおそれがある。【解決手段】 回転子34を回転駆動すると、ネジ部33a,33bを介して往復子32が軸方向へ移動し、ピン35等を介して制御軸23が回転し、偏心カム24及び制御リンク25を介してロアーリンク21やアッパーリンク22の姿勢が変化して、機関圧縮比が変化する。往復子32の基端部側の軸方向端面32aに臨んだ油圧室40を設ける。この油圧室40内の油圧により、往復子32を、ピストン燃焼荷重Fpに基づいて往復子32へ作用する軸方向の往復荷重Nの主方向(P方向)と同方向に押圧する。
請求項(抜粋):
ピストンのピストンピンとクランクシャフトのクランクピンとを機械的に連携する複数のリンクと、偏心カムが設けられた制御軸と、上記複数のリンクの一つに一端が連結されるとともに、上記偏心カムに他端が連結された制御リンクと、上記制御軸に先端部が連携された往復子と、この往復子の基端部にネジ部を介して噛合する回転子と、を有し、上記回転子を往復子の軸回りに回転駆動することにより、上記往復子が軸方向へ移動するとともに上記制御軸が回転して機関圧縮比が変化するように構成された内燃機関の可変圧縮比機構において、上記往復子の基端部側の軸方向端面に臨んだ油圧室を有し、この油圧室内の油圧により、上記往復子が、ピストン上下動に基づく上記往復子へ作用する軸方向の往復荷重のうち、ピストン下降時に上記往復子に作用する荷重の方向と同方向に押圧されることを特徴とする内燃機関の可変圧縮比機構。
Fターム (16件):
3G092AA12 ,  3G092DD06 ,  3G092DF04 ,  3G092DF07 ,  3G092DF09 ,  3G092DF10 ,  3G092DG02 ,  3G092DG03 ,  3G092DG05 ,  3G092DG08 ,  3G092EA08 ,  3G092EA25 ,  3G092FA14 ,  3G092FA33 ,  3G092FA36 ,  3G092HE01Z

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