特許
J-GLOBAL ID:200903077918281876

映像信号の符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332595
公開番号(公開出願番号):特開平6-181568
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】従来よりも符号化効率の高い符号化装置を得るに際し、動き情報算出に要する計算回数を減少させる。【構成】符号化するフィールドをブロックに分割し、符号化しようとするフィールドに対し所定の偶数フィールド前および所定の奇数フィールド前の復号信号を蓄積し、蓄積された奇数フィールド前の信号を用いて、各走査線間の補間信号を生成し、偶数フィールド前の信号、奇数フィールド前の信号、補間信号の三種類の信号と符号化ブロックとの動き情報を検出するに際し、動きベクトル検出器6により偶数フィールドの信号と符号化ブロックとの基準動き情報を検出し、この基準動き情報に基づき、除算器9と検出範囲設定器10の助けをかりて、動きベクトル検出器7、8により奇数フィールドおよび補間信号と符号化ブロックとの動き情報を検出範囲を狭めて検出し、これら動き情報に基づき偶数フィールド、奇数フィールド、補間信号の信号よりそれぞれ予測信号を生成するようにする。
請求項(抜粋):
符号化しようとするフィールドをブロックに分割するブロック化手段と、前記符号化しようとするフィールドに対し所定の偶数mフィールド前および所定の奇数nフィールド前の復号画像信号をそれぞれ蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により蓄積されたnフィールド前の復号画像信号を用いて、所定の範囲内の各走査線間の画像信号を補間により生成する走査線補間手段と、前記ブロック化手段により分割されたブロックのうち符号化しようとするブロックの信号に対し、前記蓄積手段により蓄積されたmフィールド前の復号画像信号あるいはnフィールド前の復号画像信号あるいは前記走査線補間手段により生成された補間画像信号の三種類の画像信号のうち一種類の画像信号から動き情報を基準動き情報として検出する動き検出手段と、前記動き検出手段により検出された基準動き情報に基づき、前記蓄積手段に蓄積されている残りの二種類の画像信号と前記符号化しようとするブロックとの二種類の動き情報を算出する動き情報算出手段と、前記動き検出手段および動き情報算出手段により検出されたmフィールド前の信号との間の第1の動き情報に基づいて前記mフィールド前の信号より第1の予測信号、およびnフィールド前の信号との間の第2の動き情報に基づいて前記nフィールド前の信号より第2の予測信号、および前記走査線補間手段により生成された補間画像信号との間の第3の動き情報に基づいて前記補間画像信号より第3の予測信号をそれぞれ生成する予測信号生成手段と、前記符号化しようとするブロックの信号と前記第1の予測信号との間の第1の差分信号、第2の予測信号との間の第2の差分信号、第3の予測信号との値の第3の差分信号をそれぞれ計算する差分信号算出手段と、前記差分信号算出手段により算出された第1、第2、第3の差分信号をあらかじめ設定した方法により比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果から、前記第1の差分信号の符号化あるいは前記第2の差分信号の符号化あるいは前記第3の差分信号の符号化のうち一つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択した差分信号を符号化する手段を備えることを特徴とする映像信号の符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30

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