特許
J-GLOBAL ID:200903077919500784

金属のろう付け方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川島 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323747
公開番号(公開出願番号):特開平6-142901
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 保熱容器の中に収容したワークを、連続燃焼とパルス燃焼とが切替えられるガスバーナーを用いて予熱および均熱処理を施した後、ろう付け温度に昇温させることにより、ワークの変形や肌焼けを起こさずにアルミニウム等の熱衝撃に弱いワークのろう付けを行なう。【構成】 回転テーブル上に等間隔に配置した保熱容器4、4・・内にワークを収容して、第1予熱工程IIにおいてバーナー5の連続燃焼によてにワークを200°Cに昇温させた後、パルス燃焼に切替えて、その温度で均熱処理を施す。次に第2予熱工程IIIにおいてバーナー6の連続燃焼によてにワークを450°Cに昇温させた後、パルス燃焼に切替えて、その温度で均熱処理を施す。次に、ろう付け工程IVにおいてバーナー7の連続燃焼によてにワークを590°Cのろう付け温度に昇温させた後、パルス燃焼に切替えてろう付け作業を行なう。
請求項(抜粋):
ワークのセット、ワークの予熱、ワークと部品のろう付け、製品の取り外しの各工程を連続的に行う金属のろう付け方法において、ワークの下面および側面を囲み上方が開放された箱形をした保熱容器内に母材およびろう付けされるべき部品とよりなるワークを所定の位置関係に配置して保持治具によって固定する工程、ガスバーナーの連続燃焼によって上記保熱容器内の上記ワークを加熱して、上記ワークの温度を予め定められた予熱温度に昇温させた後、ガスバーナーの燃焼をパルス燃焼に切り替え上記予熱温度においてワークに均熱処理を施す工程、およびガスバーナーの連続燃焼を再開して上記ワークの温度をろう付け温度に昇温させた後、ガスバーナーの燃焼をパルス燃焼に切り替え上記ワークの温度をろう付け温度に維持した状態で上記母材に上記部品をろう付けする工程とを含むことを特徴とする金属のろう付け方法。
IPC (3件):
B23K 1/00 ,  B23K 37/00 ,  F23D 14/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭49-122456
  • 特開昭63-072477
  • 特開昭60-021177
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