特許
J-GLOBAL ID:200903077924916190

リーチ型フォークリフトの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358546
公開番号(公開出願番号):特開平5-178232
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】[目的] 車両の車体中心線に関係なく進行方向を全ての方向に連続して変化させることが可能で、モード切換といったものを一切不要とし、しかも全ての進行方向に対し車体の姿勢を修正し得るリーチ型フォークリフトを提供する事。[構成]左右のロードホイール12L、12Rを操舵可能に支持するリーチ型フォークリフト1において、左右のロードホイール12L、12Rの各々の操舵中心M、Nを通る旋回中心が並ぶ軸Gを想定し、進行角入力手段により指示された進行角θ0 だけ前記軸Gを、代表点Eを中心として回転移動させた回転移動後の旋回中心が並ぶ軸Dと、前記操舵中心Oから、該ドライブホイールの操舵角θ1 に沿って引いた軸Fとの交点を旋回中心Pとし、該旋回中心Pと前記操舵中心M、Nとを結んだ軸H、Iを決定し、該軸H、Iと前記軸Gとのなす角θL 、θR を、左右のロードホイール12L、12Rの操舵角として操舵することとしたもの。
請求項(抜粋):
左右のストラドルアーム各々にロードホイールを操舵可能に支持すると共に、該左右のロードホイールの操舵角を検出する手段を備え、ハンドルにて操舵可能なドライブホイール及びこのドライブホイールの操舵角を検出し得る手段を備えたリーチ型フォークリフトであって、車体の進行角を指示する進行角入力手段を設け、前記左右のロードホイールの各々の操舵中心を通る旋回中心が並ぶ軸を想定し、前記進行角入力手段により指示された進行角だけ前記旋回中心が並ぶ軸を、前記左右のロードホイールの操舵中心を結ぶ軸及び左右のロードホイール各々の操舵中心から車体中心線に沿って引いた軸それぞれに接する円の中心を中心として回転移動させ、該回転移動後の旋回中心が並ぶ軸と、前記ドライブホイールの操舵中心から、該ドライブホイールの操舵角に沿って引いた軸との交点を旋回中心とし、該旋回中心と前記左右のロードホイールの各々の操舵中心とを結んだ軸を決定し、該旋回中心と前記左右のロードホイールの各々の操舵中心とを結んだ軸と、回転移動前の旋回中心が並ぶ軸とのなす角を、左右のロードホイールの操舵角として操舵する事を特徴とするリーチ型フォークリフトの制御方法。

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