特許

J-GLOBAL ID：200903077927987781

可変容量型ターボチャージャの異常判定方法

発明者： 長江 正浩
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-232745
公開番号（公開出願番号）：特開平11-062604
出願日： 1997年08月28日
公開日（公表日）： 1999年03月05日
要約：

【要約】【課題】可変容量型ターボチャージャにおいて、可変容量機構の作動不能による異常の発生を特別な検出装置等を設けずとも判定可能な異常判定方法を提供する。【解決手段】アイドル運転時に、電子制御ユニット(ECU)92はエンジン回転数を所定値とするため電磁スピル弁43を制御して燃料噴射量の調整を行う。このとき、ターボチャージャ35のノズルベーン74が閉じたまま固着した状態であると、排気ガスの流れが妨げられ、エンジンの出力が低下する。これを補正するため、ECU92は燃料噴射量を増加させる。ECU92は予め正常時の燃料噴射量を記憶しており、これと現在の燃料噴射量とを比較する。これらの偏差が所定値以上である場合には、可変容量機構(ノズルベーン74)に異常が発生したものと判定する。

請求項（抜粋）：

内燃機関からの排気ガス流に基づき作動することにより同機関の燃焼室に吸入される空気の過給を行うとともに、前記排気ガスの受入量を可変とする可変容量機構の操作を通じてその作動量が制御される可変容量型ターボチャージャの異常判定方法であって、前記内燃機関の所定の運転状態における基準の機関制御量と実際の機関制御量とを比較し、それら制御量に所定量以上の偏差が生じるとき前記可変容量機構の異常を判定することを特徴とする可変容量型ターボチャージャの異常判定方法。

IPC (2件)：

F02B 39/16 ,  F02B 37/24

FI (2件)：

F02B 39/16 F ,  F02B 37/12 301 Q

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭62-075039
  
• 特開昭61-190124
  
• 燃料流量警告装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-023209   出願人：三信工業株式会社
• 特開昭60-104738