特許
J-GLOBAL ID:200903077928726515

高周波加速空胴の制御装置およびシンクロトロンの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177787
公開番号(公開出願番号):特開2001-006899
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】シンクロトロンの出射制御時にフィードバック制御を停止し、高純度の一定周波数を出力することで、ビームを安定に出射する。【解決手段】ビーム位置モニタ2の検出信号に基づく周波数補正信号(fFB)を出力する周波数補正信号発振器702に、出力周波数を補償する位相ロックループ回路708を用意し、フィードバック制御の有効・無効切り替えを、位相ロックループ回路708のループゲイン設定信号43をシンクロトロン制御の基準となるタイミング信号41に基づいて制御することで、入射制御および出射制御で安定な一定周波数を出力可能とする。また加速制御時は、ビーム位置モニタ2の検出信号に基づいた周波数フィードバック制御を可能とする。
請求項(抜粋):
偏向磁場強度変化に同期して周波数更新信号を出力する手段と、周波数更新信号に同期して高周波基準信号を出力する基準信号を発生する手段と、周回ビームの軌道変位検出信号に基づき周波数補正量を出力するフィードバック信号処理手段と、周波数補正量に基づいた周波数補正信号を出力し、高周波基準信号と周波数補正信号の加算処理により加速空胴に印加する高周波電圧の低電力高周波信号を生成する手段と、シンクロトロン制御の基準となるタイミング信号に基づき位相ロックループ回路のループゲインを出力する手段と、低電力高周波信号を加速空胴に印加する電力に増幅する手段から構成される高周波加速空胴の制御装置において、低電力高周波信号を生成する手段を構成する発振器に位相ロックループ回路を用意し、ビーム出射制御時に位相ロックループ回路を動作させることで周波数補正信号出力を一定周波数に保ち、周波数フィードバック制御を無効にすることを特徴とした高周波加速空胴の制御装置。
Fターム (9件):
2G085AA13 ,  2G085BA06 ,  2G085CA02 ,  2G085CA05 ,  2G085CA16 ,  2G085CA17 ,  2G085CA20 ,  2G085CA26 ,  2G085DA01

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