特許
J-GLOBAL ID:200903077939870952

流動床ボイラおよびその燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088878
公開番号(公開出願番号):特開平5-288307
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 伝熱管が摩耗され易い場所における硫化水素の発生を抑制し、伝熱管の摩耗を未然に防止する流動床ボイラおよびその燃焼方法を提供する。【構成】 流動媒体3が流動する流動床内に伝熱管4を設け、燃料供給管5から微粉炭と脱硫剤(石灰石)を流動床に供給し、下方から燃焼用空気10を供給して流動媒体を流動化させるとともに微粉炭を燃焼させ、伝熱管内の流体を加熱する流動床ボイラの燃焼方法において、1〜10μmの石灰石微粒子6を空気7によって搬送管8を経てボイラ内を搬送しながら加熱してCaOを生成させ、これのCaOを伝熱管4の下側面に設けられた噴出チューブ9から噴出し、伝熱管4近傍のCaO濃度を流動床内の平均濃度よりも高くして硫化水素による伝熱管表面における硫化物生成を抑制し、伝熱管の摩耗を防止する。
請求項(抜粋):
流動媒体よりなる流動床と、流動床内に設けられ被加熱流体を加熱する伝熱管と、硫黄分を含む燃料を流動床へ供給する装置と、流動床下方より空気を供給して流動媒体を流動化させるとともに燃料を燃焼させる空気供給装置とを備えた流動床ボイラにおいて、流動床内に設けた伝熱管近傍にアルカリ土類金属化合物を噴射するノズル装置を設けたことを特徴とする流動床ボイラ。
IPC (3件):
F23C 11/02 313 ,  F22B 1/02 ,  F23C 11/02 305
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-168975

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