特許
J-GLOBAL ID:200903077940519991

溶融亜鉛めっき鋼板の黒点疵防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-108921
公開番号(公開出願番号):特開平10-298730
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 鋼板表面に微細な塵・埃・酸化鉄・海塩粒子等を直接吹き付けることがなく、その結果、製造された合金化溶融亜鉛めっき鋼板に黒点疵を発生させることのない装置を提供する。【解決手段】 鋼板1に溶融亜鉛めっきを施した後、付着量制御装置で亜鉛付着量を調整し、合金化炉で加熱・保持・冷却、あるいは、加熱・冷却して製造する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面に発生する黒点疵を防止する装置である。鋼板1を冷却する保持帯兼用冷却帯7、No1,2空冷帯8,9のガス吸引部から鋼板1への吹付けノズルに至る接ガス部分をステンレス鋼板で製作する。ブロワー7c,8b,9bの入り側における冷却ガスの流速を1.0〜3.0m/sとなすべく、フィルターボックス7f,8e,9eの入り側部分のダクト径を大きくし、かつ、この大きくしたダクト部分に15μm以上の粉塵を除去するフィルター7h,8g,9gを配置する。
請求項(抜粋):
鋼板に溶融亜鉛めっきを施した後、付着量制御装置で亜鉛付着量を調整し、合金化炉で加熱・保持・冷却、あるいは、加熱・冷却して製造する合金化溶融亜鉛めっき鋼板や、鋼板に溶融亜鉛めっきを施した後、付着量制御装置で亜鉛付着量を調整し、冷却して製造する溶融亜鉛めっき鋼板の表面に発生する黒点疵を防止する装置であって、鋼板を冷却する冷却帯のガス吸引部から鋼板への吹付けノズルに至る接ガス部分をステンレス鋼板で製作すると共に、ブロワーの入り側における冷却ガスの流速を1.0〜3.0m/sとなすべく、ブロワーにおける入り側部分のダクト径を大きくし、かつ、この大きくしたダクト部分に15μm以上の粉塵を除去するフィルターを配置したことを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板の黒点疵防止装置。
IPC (2件):
C23C 2/28 ,  C23C 2/06
FI (2件):
C23C 2/28 ,  C23C 2/06

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