特許
J-GLOBAL ID:200903077943480999

水没可能囲い網

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 特許業務法人アルガ特許事務所 ,  有賀 三幸 ,  高野 登志雄 ,  中嶋 俊夫 ,  村田 正樹 ,  山本 博人 ,  浅野 康隆 ,  的場 ひろみ ,  守屋 嘉高 ,  大野 詩木 ,  松田 政広
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-502760
公開番号(公開出願番号):特表2006-517107
出願日: 2004年02月06日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
本発明は、魚の養殖、収容、輸送のために海で使用する囲い網に関し、特に、前記囲い網中における魚の養殖、収容、輸送は、その全体或いは一部が岩礁外の外洋海域で行われ、前記囲い網は必要なときには水中に沈降させることができ、前記囲い網は、該網の保守・点検及び収獲等の各種作業を実施する際には半水没状態或いは概ね半水没状態へと上昇させることができ、実質的に球形状を有する。本発明の囲い網は、主としてPolyEthylene Low Density (PELD)やPolyEthylene High Density (PEHD)、好ましくはPEHD、等のポリエチレン又はポリエチレン様の材料で製作された支索(1、2、3、4)からなる枠体から構成され、水平な貫通センターポール5は、囲い網の浮力調節要素としても機能し、蹄鉄型の作業プラットフォーム6は作業船のための船渠と結合しており、作業プラットフォーム全体は船渠を昇降可能に有し、この昇降は指定された要素13によって行われる浮力調節によって達成され、作業デッキはセンターポール上の延設された軸15に設けられており、これによって囲い網が前記作業デッキの内側で回転可能であることを特徴とする。前記軸には、ライン8によってブイ10が取付けられており、これらブイは正常位置では囲い網に十分な予備浮力を与え、また錘体9も取付けられ、この錘体は、囲い網を所望の深さで完全に沈めた状態で安定させておくときには海底に置かれるが、一方、図30に示すように、浮き要素23と浮きユニット30の予備浮力によって所望の深さで囲い網を安定させておくこともできる。生命維持機能物である飼料やエネルギー、空気は近くの浮きユニット30から、好ましくはプラットフォームを囲い網のためのアンカリングの一体化された部分として有して、ライフラインを介して囲い網に供給される。
請求項(抜粋):
魚の養殖、収容、輸送のために海で使用する囲い網であって、特に、前記囲い網中における魚の養殖、収容、輸送は、その全体或いは一部が岩礁外の外洋海域で行われ、前記囲い網は必要なときには水中に沈降させることができ、前記囲い網は、該網の保守・点検及び収獲等の各種作業を実施する際には準水没状態へと上昇させることができ、実質的にデュアルの湾曲体形状を有し実質的に水平な軸の周りに回転可能とされている囲い網において、 前記囲い網は、主としてPolyEthylene Low Density (PELD)やPolyEthylene High Density (PEHD)、好ましくはPEHD、等のポリエチレン又はポリエチレン様の材料で製作された可撓性を有する支索(1、2、3、4)からなる枠体を含み、水平或いは実質的に水平なセンターポール5が前記囲い網を通るように延設され、ここで該センターポールは前記囲い網に対する支持構造及び取付け部材として十分機能しうる硬度を有すると共に、該センターポールは、該センターポール中の水量を調節することによって、更に前記構造体に対する浮力調節要素としても機能することを特徴とする、囲い網。
IPC (2件):
A01K 61/00 ,  A01K 63/02
FI (3件):
A01K61/00 V ,  A01K63/02 A ,  A01K61/00 W
Fターム (9件):
2B104BA16 ,  2B104CA01 ,  2B104CA09 ,  2B104CC02 ,  2B104CC10 ,  2B104CC17 ,  2B104CC27 ,  2B104CG04 ,  2B104CG08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許第5617813号明細書
  • 米国特許第4312296号明細書
  • 国際公開第92/03921b号パンフレット

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