特許
J-GLOBAL ID:200903077944567656

蒸気圧縮式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-094819
公開番号(公開出願番号):特開2003-294328
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 エジェクタを用いた蒸気圧縮式冷凍機の設置工数低減を図る。【解決手段】 、冷房運転時にはエジェクタ5(ノズル5a)にて冷媒を減圧しつつ、圧縮機1の吸入圧を上昇させるとともに、エジェクタ5のポンプ作用にて低圧側熱交換器に冷媒を循環させ、暖房運転時には、膨脹弁サイクルとして作動させる。これにより、室内と室外とを仕切る壁10を貫通する冷媒配管9を2本とすることができるとともに、冷房運転時の成績係数を高くしながら、暖房運転時には圧縮機1の圧縮仕事量を増大させて大きな暖房能力を得ることができる。
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機であって、冷媒を吸入圧縮する圧縮機(1)と、冷媒と室外空気とを熱交換する室外熱交換器(2)と、冷媒と室内空気とを熱交換する室内熱交換器(3)と、冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄えるとともに、気相冷媒を前記圧縮機(1)の吸入側に供給し、液相冷媒を低圧側に供給する気液分離器(4)と、高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(5a)、及び前記ノズル(5a)から噴射する高い速度の冷媒流により低圧側で蒸発した気相冷媒を吸引し、その吸引した冷媒と前記ノズル(5a)から噴射する冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(5b、5c)を有するエジェクタ(5)と、前記室外熱交換器(2)、前記室内熱交換器(3)、前記エジェクタ(5)及び前記気液分離器(4)を繋ぐ冷媒配管(9)とを備え、前記圧縮機(1)、前記室外熱交換器(2)、前記室内熱交換器(3)、前記気液分離器(4)及び前記エジェクタ(5)のうち前記室内熱交換器(3)のみが室内に設置されていることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (2件):
F25B 1/00 389 ,  F25B 13/00
FI (3件):
F25B 1/00 389 A ,  F25B 13/00 A ,  F25B 13/00 P
Fターム (3件):
3L092AA02 ,  3L092AA10 ,  3L092BA23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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