特許
J-GLOBAL ID:200903077947410286

発振回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182450
公開番号(公開出願番号):特開平6-029743
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 LSI化に好適で、低電源電圧下で安定な発振が可能な発振回路を提供すること。【構成】 水晶振動子6と、増幅回路とを有する発振回路において、増幅回路としてMOSトランジスタMP1,MP2,MN1,MN2とからなるクロックドゲ-ト構成を用い、クロック信号が入力されるMOSゲ-トMP1,MN1を負荷抵抗として使用することによりりゲインをあげ、かつ消費電流を低減できるようにする。また、ダンピング抵抗Rdを、発振が安定状態になるまでは低抵抗に設定し、安定状態になったところで高抵抗に切り換えるようにすることにより、発振起動を容易にすると共に異常発振を防止する。また、増幅回路を少なくとも負荷抵抗素子と駆動MOSトランジスタからなる論理ゲートで構成し、低電圧発振を容易にする。
請求項(抜粋):
固有振動子と、増幅回路とを有する発振回路において、発振出力を遅延させる分周回路と、前記増幅回路の出力側に接続され、前記分周回路出力によって抵抗値が可変されるように制御される抵抗素子と、発振起動時には前記抵抗素子の抵抗値を小さく、発振安定化後に該抵抗素子の抵抗値を大きくするように制御する制御手段とを有することを特徴とする発振回路。

前のページに戻る