特許
J-GLOBAL ID:200903077956976322

熱画像形成材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303637
公開番号(公開出願番号):特開平6-143772
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 透明性(光透過性)の高い画像を得ることができ、また染料の変色を防止できる熱画像形成材料を提供する。【構成】 熱画像形成材料10は、支持体12と、その支持体の一方の面に設けられた、所定の温度以上で液化されて流動性を有するようになる画像形成表面層14と、該各画像形成表面層の上に均一に被覆された多孔質または粒子状の画像形成物質よりなる画像形成層16とを含む。さらに、画像形成層16が、水に難溶または不溶の有機溶剤に染料を溶解せしめたものを、界面活性剤を含有し水溶性高分子を保護コロイドとして有する水相と混合し、その後乳化分散してなる染料の分散物を含む。この熱画像形成材料10に、画像情報を担持したレーザ光20を照射する。このレーザ光20の照射により画像形成表面層14が溶融し、画像形成層16を画像形成層14上に固着せしめて画像を形成する。
請求項(抜粋):
支持体と、該支持体の少くとも一方の面に設けられた、所定の温度以上で液化されて流動性を有するようになる画像形成表面層と、該各画像形成表面層の上に均一に被覆された多孔質または粒子状の画像形成物質よりなる画像形成層と、画像形成照射線を吸収して、該照射線を前記画像形成物質を液化させる熱エネルギーに変換する照射線吸収物質とを含み、前記画像形成物質が前記画像形成層と前記画像形成表面層との間の接着強度よりも大きい凝集強度を示し、前記画像形成照射線を前記物質に照射することにより該画像形成表面層が液化されたときに、該液化した表面層が前記画像形成層の該表面層と隣接する部分の該形成層中に毛細管的流動により侵入し、これにより前記画像形成表面層が冷却されると、前記画像形成層の前記画像形成照射線が照射された部分が前記支持体に実質的に固定される、画像形成照射線に応答して画像を形成する熱画像形成材料であって、前記画像形成層が、水に難溶または不溶の有機溶剤に染料を溶解せしめたものを、界面活性剤を含有し水溶性高分子を保護コロイドとして有する水相と混合し、その後乳化分散してなる染料の分散物を含むことを特徴とする熱画像形成材料。
IPC (3件):
B41J 31/06 ,  B41J 2/325 ,  B41M 5/30
FI (2件):
B41J 3/20 117 A ,  B41M 5/26 J

前のページに戻る