特許
J-GLOBAL ID:200903077971947894

自然光の反射、干渉作用を有する構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172926
公開番号(公開出願番号):特開平6-017349
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】紫外線や赤外線による劣化に強くて美麗な色調を長期間保つことが出来、しかも細い繊維や微小なチップに形成することが容易で実用に適した発色用の構造材、すなわち自然光の反射、干渉作用を有する構造体を提供する。【構成】構造体を複数個の凸型翼部1と、それを接続する芯部2とから形成し、かつ芯部の横方向の幅Wa、凸型翼部の横方向の幅Wb、凸型翼部の間の空気層の縦方向の厚さda、凸型翼部を構成する材料の屈折率nb、凸型翼部の縦方向の厚さdbの各寸法、および凸型翼部の縦方向の厚さdbのばらつきを所定の範囲に限定したことにより、可視光領域で反射、干渉による発色を生じさせると共に、紫外線や赤外線領域での反射機能を有するので、紫外線や赤外線による劣化が少なくなり、長期間美麗な色調を保つことが出来る。また、容易に細い繊維状や微小なチップ状に加工することが出来るので、実用に適している。
請求項(抜粋):
繊維やチップの断面形状において、紫外線や赤外線波長を反射し、かつ可視光線領域の波長の反射、干渉による発色を行う微細な凸型翼部と、複数個の上記凸型翼部を接続する芯部とからなり、断面形状で、複数個の上記凸型翼部が連なっている方向を縦方向、それと直角方向を横方向として、上記芯部の横方向の幅をWa、上記凸型翼部の横方向の幅をWbとした場合に、Wb≧3Waを満足し、上記凸型翼部の間は空気層であり、該空気層の縦方向の厚さをda、上記凸型翼部の縦方向の厚さをdb、上記凸型翼部を構成する材料の屈折率をnbとした場合に、0.02μm≦da≦0.4μm0.02μm≦db1.2≦nb≦1.8を満足し、かつ、上記凸型翼部の縦方向の厚さdbのばらつき、すなわち厚さdbにおける基準値からの製造誤差の最大値が40%以下である、ことを特徴とする自然光の反射、干渉作用を有する構造体。
IPC (5件):
D03D 15/00 ,  D03D 15/00 102 ,  D01F 8/14 ,  D01F 1/10 ,  D01F 6/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-228042

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