特許

J-GLOBAL ID：200903077974386559

二量化した芳香族化合物の製造方法およびその製造用触媒

発明者： 勝 呂 芳 雄 ,  新 田 誠 ,  松 田 仁 史
出願人/特許権者： 三菱化学株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 曉司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-285132
公開番号（公開出願番号）：特開平8-143481
出願日： 1994年11月18日
公開日（公表日）： 1996年06月04日
要約：

【要約】【目的】 二量化した芳香族化合物を製造する際の初期反応速度を高めた、工業的有利な製造方法を提供する。【構成】 芳香核炭素に少なくとも1個のハロゲン原子を有する芳香族ハロゲン化合物を原料とし、触媒、水、還元剤およびハロゲン受容体の存在下に脱ハロゲンカップリングさせて二量化した芳香族化合物を製造する際に、触媒としてXPSにより分析した酸素原子と炭素原子との比(O/C)が0.2以上のものを使用することを特徴とする。【効果】 二量化した芳香族化合物を製造する際の初期反応速度を高め、反応時間を全体として大幅に短縮することができる。

請求項（抜粋）：

芳香核炭素に少なくとも1個のハロゲン原子を有する芳香族ハロゲン化合物を、触媒、水、還元剤およびハロゲン受容体の存在下に脱ハロゲンカップリングさせて二量化した芳香族化合物を製造するにあたり、触媒として、パラジウム・カーボン触媒であって、この触媒表面上の酸素原子と炭素原子をX線光電子分子光法(XPS)により分析した際のこれらの原子数比(O/C)が0.2以上のものを使用することを特徴とする、二量化した芳香族化合物の製造方法。

IPC (7件)：

C07C 1/26 ,  B01J 23/44 ,  C07B 37/04 ,  C07C 15/14 ,  C07C 51/353 ,  C07C 63/331 ,  C07B 61/00 300

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-250328
  
• 特開平2-053742
  
• 特公昭46-041285