特許
J-GLOBAL ID:200903077979639870

地盤改良装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018134
公開番号(公開出願番号):特開平9-184133
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 掘削ロッドの直進性を向上し、安定した地盤改良施工を可能とする。【解決手段】 掘削ロッド1の外周に中間が所定角度に折曲可能な複数の共廻り防止翼5,6が攪拌翼4に近接して回転自在に取付けられており、共廻り防止翼5,6はそれぞれ掘削ロッド1に回転自在に取付けた回転輪7に基端を固定した固定翼板5aおよび6aと、それらの先端にヒンジ部8,8’を介してその垂直軸廻りに最大 180°以内の開き角θ,θ’をもって折曲できるように枢着した回転翼板5bおよび6bとから構成され、ており、回転翼板は円筒状の摩擦接触ドラム9の内周部にヒンジ部10,10’を介してその垂直軸廻りに回転自在に枢着され、共廻り防止翼5,6のヒンジ部8,8’には回転翼板の固定翼板に対する開き角θ,θ’のそれぞれが最大に開いたときに、それ以上開かないように係止するストッパー11,11’が設けられ、開き角θ,θ’は回転輪7が摩擦接触ドラム9の中心に位置するときに、いずれも最大の開き角にならない中間的な角度に維持されるように設定されている。
請求項(抜粋):
掘削ロッド1の先端部の外周に掘削翼3が設けられ、この掘削翼3の上方の所定高さ位置に攪拌翼4が固定され、掘削ロッド1の外周に中間が所定角度に折曲可能な複数の共廻り防止翼5,6が掘削翼3又は攪拌翼4に近接して回転自在に取付けられており、共廻り防止翼5,6はそれぞれ掘削ロッド1に回転自在に取付けた回転輪7に基端を固定した固定翼板5aおよび6aと、それらの先端にヒンジ部8,8’を介してその垂直軸廻りに最大 180°以内の開き角θ,θ’をもって折曲できるように枢着した回転翼板5bおよび6bとから構成されており、回転翼板5bおよび6bはその先端において外周部の直径がほぼ掘削径と同径かやや小さい径に形成された円筒状の摩擦接触ドラム9の内周部にヒンジ部10,10’を介してその垂直軸廻りに回転自在に枢着され、隣り合う少なくとも1組の共廻り防止翼5,6の固定翼板5aおよび6aと回転翼板5bおよび6bとにより開き角θ,θ’を生ずるV溝部分が、摩擦接触ドラム9の円周方向に互いに向かい合うように相互の折曲方向が設定されており、共廻り防止翼5,6のヒンジ部8,8’には回転翼板5bおよび6bの固定翼板5aおよび6aに対する開き角θ,θ’のそれぞれが最大に開いたときに、それ以上開かないように係止するストッパー11,11’が設けられ、前記開き角θ,θ’は回転輪7が摩擦接触ドラム9の中心に位置するときに、いずれも最大の開き角にならない中間的な角度に維持されるように設定されていることを特徴とする地盤改良装置。

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