特許
J-GLOBAL ID:200903077982905875

通信用伝送システムにおけるカッド・ケーブルの回線間の結合を補償する方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-529660
公開番号(公開出願番号):特表平9-506229
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】カッド・ケーブル(200)では、回線(側回線1(図1B)、側回線2(図1C)および重信回線(図1D))間の結合は伝送システムの受信端で補償される。既知の信号を送信端から別々に各回線で送信することにより、回線間結合は、反対側端において各々の回線上で受信される信号を測定することによって初期推定される。起動に続いてデータ送信中に、受信データ信号は、この初期判断された回線間結合に応じて変更されて、推定送信データ信号が生成される。データ送信中に、回線間結合は、各回線におけるN個の受信データ信号と各回線における対応するN個の推定送信データ信号とを記憶すること(303)により再推定される。回線間結合は、各回線におけるこれらのN個の受信信号の共分散および各回線におけるこれらのN個の推定送信データ信号の共分散の関数として判断される。そして、再推定された結合を用いて、各々の回線上で新しく受信されるデータ信号が変更される(302)。回線間結合は、新しいデータ信号が各回線上で受信された後、または複数個のデータ信号が各回線を通じて受信された後のいずれかに再推定される。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのカッドを有するケーブルを含む遠隔通信用伝送システムにおける該カッドの回線間の結合を補償する方法において、 起動期間中に、前記ケーブルの送信端において既知の信号を前記カッドの前記回線の各々で別々にかつ連続的に送信するステップと、 前記ケーブルの反対側の受信端において、前記カッドの前記回線の各々で前記別々の連続的な既知の信号に対応して受信される信号を測定するステップと、 前記ケーブルの前記送信端と前記受信端との間における前記カッドの回線間の結合を前記測定された受信信号から推定するステップと、 前記起動期間に続き、データ信号が前記送信端から前記回線で送信される間、前記受信端において前記回線で受信されるデータ信号を、前記推定された回線間の結合に応じて変更して、推定送信データ信号を生成するステップと、 各回線における少なくとも1つの以前の受信データ信号と、各回線における少なくとも1つの対応する以前の推定送信データ信号とを記憶するステップと、 データ信号の送信中に、前記記憶されている各回線における少なくとも1つの以前の受信データ信号と前記記憶されている各回線における少なくとも1つの対応する以前の推定送信データ信号との関数として、回線間の結合を再推定するステップと、 前記結合を再推定した後に、前記受信端において受信されるデータ信号を、前記再推定された回線間の結合に応じて変更するステップと を具えたことを特徴とする方法。
IPC (5件):
H04M 1/24 ,  H04B 3/00 ,  H04M 1/74 ,  H04M 3/34 ,  H04M 7/08
FI (5件):
H04M 1/24 G ,  H04B 3/00 ,  H04M 1/74 ,  H04M 3/34 ,  H04M 7/08

前のページに戻る